【ベルギー】小便小僧衣装博物館
こんにちは。ブリュッセル特派員のHiromiです。
今回は、小便小僧衣装博物館についてご紹介します。
コロナが収束し、安心してブリュッセルへ旅行できるようになったら、ぜひ訪れてみてください。
ブリュッセルの小便小僧
メトロ1番線または国鉄の「Centraal Station」が最寄りの「ジュリアン君」こと小便小僧。ブリュッセルで外せない観光地のひとつですね。
小便小僧は衣装を着ているのをご存知ですか?
年間おおよそ170日お洋服を着ているのです。
持っている衣装はなんと1000着以上!
その一部を展示している博物館が小便小僧の像の近くにあります。
小便小僧衣装博物館
入り口のウィンドウにもたくさんのお洋服が飾ってありました。
現在新型コロナウィルス感染拡大防止のためこちらの博物館は予約制になっており、1時間10人の枠が設けられています。
ただし、枠に余裕があれば予約なしでも入れます。今回平日昼間でしたので予約なしで入れました。入場料がかかります。
館内に入るとたくさんのジュリアン君がお出迎えです。
小便小僧の歴史や、衣装について学ぶことができます。
小便小僧のお洋服を初めて寄付されたのは1616年に遡ります。現存のもので最も古いものは1747年にルイ15世が、当時ブリュッセルに駐屯していた兵士が小便小僧を盗もうとしたことについてのお詫びで寄付したものになるそうです。
第一次世界大戦後から国家元首、大使、観光局、職業団体、民俗団体、スポーツ団体など、寄付する方の性質は多様化し、1980年代からは毎年おおよそ25着のお洋服が世界各国から寄付されているそうです。
1914年までは年に4回くらい、お祭りの時期などに衣装を着ていたそうです。しかし、現在は上述の通り170日!
館内中央にはタッチパネルが設置されているのですが、今までどこの国からどのような衣装を贈られたのか見ることができました。日本からは金太郎の衣装など10種類以上様々な団体から寄付していたことを確認することができました。タッチパネルでの確認は子供でも楽しむことができました。
沢山のジュリアン君に着せられたお洋服を見て、ファッションショーを観ているような気分になりました。
こじんまりで30分程度で観れるかと思いますので寒い日や雨が降ってきた時の小休止に良いと思いました。
- 小便小僧衣装博物館(仏:Garde Robe Manneken Pis)
- 住所
- Rue du Chêne 19, 1000 Bruxelles
- 営業時間
- 10:00~17:00。月曜は休館日
筆者
ベルギー特派員
Hiromi
ブリュッセル在住の主婦です。 旅行や美味しいものを食べることが好きです。
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