![](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_021442_f708e582_w1920.jpg)
【マレーシア】パイナップル畑とカラフル映えスポット
クアラルンプール、マラッカ、そしてシンガポールからも多くのツーリストが訪れるヌグリ・スンビラン州(Negeri Sembilan)のポート・ディクソン(Port Dickson)地域。
マラッカ海峡にはビーチリゾートが広がっているリゾートとなっています。
![農園ツアーは売店兼休憩所からスタート](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_021554_7a0a20a7_w1920.jpg)
海外から内陸部へ約30km、周囲にはパーム椰子のプランテーションが広がる小さな村カンポン・スリ・パリット・ルクット(Kampung Sri Parit Lukut)にあるのがスカイ・ラダー・パイナップル農園(Sky Ladder Pineapple Farm)です。
幹線道路を曲がり小さな村を過ぎると舗装されていない一本道をしばらくいきます。
周囲には6万本ものパイナップルが植林されているのだそうです。
また途中にかつて錫鉱山があった跡地が湖なったリクリエーションエリアがあり、ボート漕ぎやオフロードバギー体験もできます。
スカイ・ラダー・パイナップル農園(Sky Ladder Pineapple Farm)の入園料は大人RM23(約735円)、12歳以下の子ども、60歳以上のシニアRM20(約639円)。
これはマレーシアの観光地などでよく見かける外国人価格となっています。
入園料には丘の上にあるパイナップル農園と映えスポットへの入場料金、トラムバス代、そして見学のあとのパイナップルジュース1本が含まれています。
※ジュースは売店兼休憩所でも販売されていて1本/RM8(約255円)です。
![農園へはトラックを改造したトラムに乗って](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_220201_c59fff92_w1920.jpg)
![畑に点在するフォトスポットの「階段」](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_222854_639240c8_w1920.jpg)
売店兼休憩所にある程度人が集まるとトラムバスに乗り込み、丘の上にあるパイナップル園と映えスポットへ。
距離的には歩いていけるのですが、乗り物に乗ることで少し冒険しているような感じに……。
![太陽をイメージ(?)したフォトスポット](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_220332_d16dfce5_w1920.jpg)
![農園内には階段が点在](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_221340_97d617dc_w1920.jpg)
空への階段(Sky Ladder)の名のとおり、畑には階段やSNS向けフォトスポットが点在しています。
パイナップルはまだ苗木の段階でこの状態から5年ほどかけて収穫できるまでに成長するのだとか。
農園には孔雀、アヒル、ガチョウなどの動物も飼育されています。
パイナップル以外のフルーツも試験的に植えられていて、そのうちのいくつかは実をつけていました。
![パイナップルの苗木を育成中](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_221504_cd435143_w1920.jpg)
広がるパイナップルの苗床にカラフルな階段が点在しているというなかなかシュールな光景なのですが、マレーシアの暑さと強い日射しのもとにいると不思議とマッチしているように見えてきます……。
![屋外から戻った後の自家製搾りのパイナップルジュースは格別](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_221556_04ae822a_w1920.jpg)
しばし映えスポットを堪能したあとは、出発地点に戻りパイナップルジュースをいただきます。
スタッフからは飲む前によく振るように言われます。
午後の暑さのなか、よく冷えているのと品種の特性で甘いのにのど越しのよいパイナップルジュースは身体に染み渡るようでした。
![パイナップルを使ったオリジナル製品](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_222033_1213a5c1_w1920.jpg)
![国産種のMD2は量り売りされている](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_222111_b65d896a_w1920.jpg)
![ジュース6本のほかにこちらも自宅のおみやげに購入](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_222332_06706c5b_w1920.jpg)
売店兼休憩所にはジュースのほかに、パイナップルを使ったサンバル(チリペースト)、ジャム、自家製のアイスクリームRM8(約255円)、ドライパイナップルRM15(約480円)などもありました。
もちろんマレーシア国産の高級品種MD2も。甘くて日持ちがよいことから人気となっています。
![園内にはパイナップルモチーフのデコレーションも](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3005000/3004970/20240321_222218_e209bee8_w1920.jpg)
ほかにもパイナップルの葉の繊維をつかったワークショップやデモンストレーションも行っているとのことでした。
時期によるものなのかもしれませんが、実をつけているパイナップルを見ることはできませんでした。
それでもマレーシアののどかな小さな村と農村の雰囲気は、クアラルンプールでは味わうことのできない開放感があると感じました。
(撮影by逗子マリナ)
※農園内は撮影許可をいただいています。
※写真の無断転載禁止
スカイ・ラダー・パイナップル農園(Sky Ladder Pineapple Farm)
- 住所
- Lot 2273 Jalan Kampung Sri Parit 3, Bandar Baru Lukut, Port Dickson
- 営業時間
- 9:00〜18:00 ※一部祝日などに変更の可能性あり
- 入園料
- 大人RM23(約735円)、12歳以下の子ども、60歳以上のシニアRM20(約639円) ※外国人価格
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10064/20221103_075133_e7d3c163_w320.jpg)
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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