COVIDの緊急事態が終了するアメリカ。サンフランシスコ2月初週の様子

公開日 : 2023年02月04日
最終更新 :
筆者 : Katie M

5月11日に終わりを迎える連邦公衆衛生緊急事態

バイデン大統領が今週、3年間有効だったCOVID-19に対処する2つの連邦公衆衛生緊急事態が、5月11日に終了すると発表しました。非常事態宣言の解除は、市民はこれを受け、主にパンデミックヘルスケアの提供と費用が影響しそうです。
ワクチン、検査、治療などについては、緊急事態が終了した後も緊急使用承認が維持されますが、追加の出費が掛かることも想定されます。実際の市民に最も具体的な影響を与えるのは、ワクチン、COVID抗ウイルス薬、検査に与えてきた優遇措置を取り除く処置で、今まで連邦政府がカバーしてきた分の負担が増えると思われます。

City IKEA、5月にオープンか

2019年から計画されていたサンフランシスコSoMa地区にある建物に、遂に今年5月にIKEAがオープンすることになりそうです。このIKEAは都市型IKEAと呼ばれ、マーケットプレースの雑貨を中心に販売されます。12月の段階では、今年の秋にオープン予定とのことでしたが、開発会社Ingka Centresの関係者によると、5月のオープンに向けて準備中だとのこと。

もしこれが本当であれば、ユニオンスクエアから徒歩5分の場所に、今年春からIKEAの雑貨を購入することが可能となります。建物の残り1階と2階はフードホールのようなものになるそうですが、その詳細やテナントについてはまだ調整中とのこと。ここが完成したら、新たな観光スポットとして賑わいそうです。

今週のカリフォルニア州の感染状況

今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は986人。先週の1007人、先々週の1121人とほぼ変わりませんが、今週は1000人を下回っています。

11月23日から1月17日までの10万人における感染者数は6.8人。陽性率4.9%。遂に両方とも一桁台まで減少しています。

ワクチン接種状況ですが、サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。カリフォルニア州全体のワクチン接種率は72.6%。先週と比べるとワクチンの接種率が0.01%とわずかに上昇しましたが、特に大きな変化はありません。

最後に

このコラムを書いている2022年2月2日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は20万6,509人、感染による死者数は1,152人。先週の20万5,841人と比べると今週の増加数は668人、1日の平均感染者数は95人と久しぶりに100人を下回っています。

過去1週間の陽性率平均は5.2%・10万人における感染者数は7.2人。先週急に数が減少しましたが、今週も同じ水準を保っています。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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