【中国・上海】豫園商城のランタン・フェスティバル2023を見に行く

公開日 : 2023年02月07日
最終更新 :

中華圏では、毎年春節連休前後に開催されているランタン・フェスティバル。旧正月(春節)の最後の締めくくり「元宵節(げんしょうせつ)」をお祝いするために提灯やランタンを灯す伝統行事です。
中国・上海では「豫園商城」のランタン・フェスティバルが大規模で有名です。2023年は2月5日の元宵節をもって終了してしまいましたが、どんな様子だったかレポート! 来年以降も同じ時期に開催されますので参考にしていただけたら幸いです。

今年のランタンは「山海経(せんがいきょう)」の中国の伝統神話をモチーフにしているそう。こちらのランタン・フェスティバルは、ランタン一基が大きく、豫園商城全体にランタンが配置されているのが、盛大で圧巻の迫力でした。中心広場のランタンは、ウサギと、「鯤(こん)」と呼ばれる伝説中の大魚が空に飛び上がる様子を表現。中国人の宇宙への夢を表しているそうです。

ウサギと、伝説中の大魚・鯤
ウサギと、伝説中の大魚・鯤

アニメチックなこちらは、「五福」を代表する5種類の動物、ウサギ、カササギ、犬、亀、コウモリが音楽隊を結成し、安康を願う音楽を奏でている様子を表現しています。

吉祥バンド
吉祥バンド

大きなランタンだけでなく、建物の間の通路にも、頭上にたくさんのランタンが飾られていました。ディズニーをはじめ、様々なキャラクターや企業とコラボしていたのが印象的でした。

ウサギランタン
ウサギランタン
オレオコラボ
オレオコラボ
ズートピアコラボ
ズートピアコラボ

2、5、7号門と晏海閣門では、春夏秋冬の背景と「山海経」の四季神がお出迎え。

こちらは秋の神様
こちらは秋の神様

豫園商城のランタン・フェスティバルは連日大盛況で、門にたどり着くまでにも行列ができていました。ただ、私が訪れた日は週末でしたが、柵で囲われた通路を15分ほど歩くと入場することができました。周りでは警察官が誘導していますし、会期の終盤だったこともあってか、混乱は特に無く、皆通路を静かに歩いて入場していました。

とにかく人が多い
とにかく人が多い

今回は、2022年12月26日から2023年2月15日までの52日間の開催でした。朝10:00から夜22:00までの営業ですので、昼間の明かりが灯されていない様子を見るのも楽しいですし、夜のライトアップされた様子を見るのも別の楽しみがありますね。ちなみにこの時期の上海は夕方17:30くらいから日が落ち始め、18:00には完全に暗くなっています。夜の様子をしっかり見るなら、18:00以降がオススメです。

チケットは現地のチケットブースで購入可能です。またWechatの「豫园商城」の公式アカウント(ID:yuyuanonline)からも購入できます。

会期中はランタンだけでなく、様々なイベントが用意されています。Wechatの「豫园商城」の公式アカウントをチェックしておくと良いと思います!

この日の夜の気温はそれほど低くなかったのですが、それでも長時間外にいると身体が冷えました。防寒対策をしっかりして、歩きやすい靴でお出かけください。

豫园灯会(豫園ランタンフェスティバル)

開催期間
2022年12月26日~2023年2月15日
場所
豫园商城
住所
上海市豫园街道方浜中路265号
時間
10:00-22:00(その他の時間は無料で入場可能)
入場料
通常大人50元・子ども30元(元宵節など特別な日は料金が異なります)

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