2023年サンフランシスコのビアフェス５選！押さえておきたいイベントにも行ってみた
ビールと言えば、暑い日に、冷え冷えをくぃ〜ぷはぁ〜って最高ですね。しかし今回は、少し春を感じた昼下がり、サンフランシスコ湾の海風を感じながら、ビール探訪気になるクラフトビールをみつけては、じっくりと味わいつつ、５０ヶ所以上のブルワリー（ブース）巡りしてきました。
2023年の気になるビールイベントも合わせて紹介します！
先ずは、先日行ってきた『ベイエリア・ブリューフェスト（Bay Area Brew Fest）』を紹介します。
パンデミックから3年ぶり、フォートメイソンセンターで開催されました。当日は風も穏やかで、お天気に恵まれ、サンフランシスコらしいビール日和でした。またベイエリアだけではなく、広範囲で北カリフォルニアブリューフェストといってもいいくらいの規模でした。わざわざ遠征せずとも、ここで各ブルワーさんご自慢の力作が堪能できるんですから、ビールラバーにとっては嬉しい限りです。
ただ、数日前、別の所で発生した事件のせいか、開催前夜にセキュリティーの警告メールがきて、透明なバッグに荷物を入れるように書いてあり、当日は透明なハンドバックに必要最小限度（ID必須）荷物を入れて行ってきました。時々イベントでセキュリティ上”中身が見えるバック（透明）”が、規定となっている事がありますので、イベント参加の際はチェックしてくださいね。＊参考にリーバイススタジアムのバッグについてBag Policy
クラフトビールの面白さは、個性的なビールもそうですが、ラベルにも凝っていてかなりユニークです。以前は、グラスの瓶で生産されていたのがほとんどでしたが、昨今、瓶も缶も品質的に変わらない、リサイクルも便に比べて少し楽な事もあり、各ブルワーズ缶ビールで出荷しているのが増えています。私としては、軽くなったおかげで持って帰れる本数が増えてしまっています（苦笑）
今回のイベントの出品作（ビール）ですが、ウエストコーストIPAが、多かったかなと思います。
ウエストコーストIPAとはなんぞや？
アメリカンIPAとも言われて、北米産のホップを使って作られたインデアンペールエール（IPA）です。西海岸はホップの一大産地（①ワシントン州②アイダホ州③オレゴン州）なので、アメリカ西海岸発祥と言われています。20年ほど前からジワジワ人気が出始め、かなりスタンダードなスタイルになってきてるようです。ホップの苦味（ビールらしい風味？）やフルーティー香りが印象的です。アルコール度数（ABV）がイングリッシュIPAに比べると高いのも特徴です。
今回ティスティングしたウエストコーストIPA、どれも豊かなホップのフレーバーとアルコール感を感じることで ”ビール飲んでるぞー” と神経にピピピッときました。
会場外にはフードトラック、会場内にもフードブースがあり、軽く食べることもできます。が、参加前にはやはり腹ごしらえはしておいた方がいいですよ。参加費は一般で約50ドル、試飲用のグラス（4オンス≒120ml）もついています。ちょっとずつでもけっこうな量になるので、ハーフサイズ（2〜3オンスくらい）でお願いするといいでよ。
これは是非とも押さえておきたいビアフェスです。
ベイエリア・ブリューフェストのサイト
押さえておきたいサンフランシスコのビアフェス2023
今年のサンフランシスコの気になる（乾杯しに）行ってみたいビアファスは…
【SF ビールウィーク】（2023年2月10日〜20日）
まさに今開催中のサンフランシスコで最高に楽しいビアフェスです！
地元のビールのチェックはもちろん、各イベントがあったり、運が良ければブルワー（醸造者）に会って話ができます。スケジュールが合わず？微妙ですが、行けそうなイベントあったらちょっとでも行ってみたい。
SF Beer Week
【国際ビールフェスティバル】（5月）
国内外150以上のビールが楽しめるサンフランシスコ最大規模のビアフェス。実はまだ行ったことがないので今年は何とか参加してみようと思います。
フォートメイソンセンターサイト
【ブリュー・オン・ザ・ベイ】（10月）
退役して軍艦ジェレミ・オブライエンの上で開催されるビアイベント。夏休み最後のイベントとして昨年行こうと思っていましたが、うっかりミスったビアフェス。今年は絶対逃したくありません！今年の告知はまだですが、チャンスがあれば船上で乾杯しましょう！
Brews on the Bay
【オクトーバーフェスト】（9月〜10月）
ドイツのビールや食べ物、エンターテイメントを楽しむイベントはサンフランシスコはもとよりベイアリア各地でも開催されます。昨年9月に参加したオクトーバーフェストブロックパーティを開催したドイツレストランのサイトを参考にしてみてください。
参考：シュロダースSF
【桜祭り】（4月）
ビアフェスではありませんが、北カリフォルニア最大の桜祭りのフードコートで日本のビールは外せません。桜の下で乾杯ってやっぱりいいですよね。
北カリフォルニア桜祭り
サンフランシスコは市内に、30のクラフトブルワリーがあり、知る人ぞ知るビアトピアなのです。サンフランシスコ・ベイエリアにいらしたら一度はブルーパブ体験してみてください。きっとお好みのビールスタイルが見つかりますよ。
Cheers！
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸（Mimaru）
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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