地方都市にも魅力満載!イギリス国内、都市別の特徴まとめ
イギリスといえば大都市ロンドンですが、地方都市も魅力がたっぷりです。今回はロンドンから少し足を伸ばして1、2泊したい都市を紹介します。素敵なイギリス地方都市を是非味わってみましょう。
世界遺産の町:エディンバラ

町全体のエネルギー、壮大さを感じるならエディンバラがおすすめです! 「ロンドン以外に行くならエディンバラを」という人も少なくないほどのイギリスを代表する素晴らしい町です。
新旧が共存する不思議な通りを、バグパイプの音を聞きながら旧市街地をゆっくりと歩きましょう。またエディンバラの町を一望できる丘「アーサーズシート」へのハイキングは町の中心部から片道約1時間。おいしいグルメを提供するレストランも多数あるので2泊は欲しいところ。
ゆっくり滞在してスコットランドの雰囲気を満喫しましょう。ロンドンからは飛行機で1時間20分のフライト。もしくは個室の寝台列車「カレドニアンスリ―パー」で向かう陸路の旅も快適でおすすめです。
美しい水と緑の地域:湖水地方

ロンドンから電車で行く2泊3日の湖水地方の旅。
美しい大自然を肌で感じれば、身も心もリフレッシュすること間違いありません。
湖水地方はピーターラビットの作者ビクトリアポターの故郷なだけあり、かわいい動物たちが今にも飛び出してきそうな緑豊かな地域です。ただただのんびりと、気の赴くままに大草原を歩きましょう。シーズンは夏ですが、冬には湖には朝霧が立ちこめ、苔に霜が降りる幻想的な景色が味わえます。この辺りに展開しているスーパー「BOOTHS」ではおしゃれでおいしい食料品が取りそろえられており、外食に疲れた時の救世主です。オリジナルトートバッグもかわいくてお土産にぴったりです。
嵐が丘の町:ハワース

英文学の代表格、ブロンテ姉妹ファンの方はぜひ訪れたい町、ハワース。そこにはまさに小説『嵐が丘』の世界が広がっています。放牧されている羊たちに見守られながら雨風吹き付ける荒野を実際に歩いていると、ふいに訪れる空の晴れ間になんと気持ちが励まされることか…。作中の登場人物らの心情、そしてブロンテ姉妹の当時の生活が垣間見れる貴重な体験ができます。道中はぬかるんだ所もあるため、ウォーキングの際には歩きやすいトレッキングシューズがおすすめです。ロンドンからはリーズで乗り換えて目的地ハワースへ。リーズー・ハワース間では保存鉄道の蒸気機関車に乗ることができますので合わせてお楽しみください。
北部イングランドの古都:ヨーク

イングランドの北部に位置するヨーク。イギリス最大のゴシック聖堂・ヨークミンスターや、4.5kmにおよぶ城壁、民族争いを見続けてきた歴史…などなど、実は見どころが盛りだくさんの町です。市街地にはハリーポッターの「ダイアゴン横丁」のモデルともされるシャンブルズ通りがあったり、キットカットの発祥の地ということでチョコレートの歴史を学べる施設「チョコレートストーリー」など、訪れる人を飽きさせません。ヨーク・ミンスター大聖堂内の地下博物館は必見ですのでお見逃しなく。
以上、ロンドンから足を伸ばして訪れたいイギリスの地方都市でした。スケジュールに余裕がある際には是非、さまざまなイギリスの街の顔をみてみてください!
監修:地球の歩き方

筆者
イギリス特派員
れんこん
2019年からロンドン在住。ロンドンの街中や旅先ではひたすら歩き回ることを得意としています。
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