香港にある日本とフランスのテイストを取り入れたステーキ店

公開日 : 2023年02月28日
最終更新 :
筆者 : 武田信晃

日本料理とフランス料理は世界でも高い評価を得ている料理だと思います。芸術や文化においても日本とフランスは互いに良い影響を受けていると言っていいでしょう。そして、香港は、日本料理も、フランス料理も、日本のサブカルチャーも、フランスの芸術も堪能することができる街なのです。湾仔(Wanchai)にある「BIFTECK」は、日本とフランス両料理のエッセンスを取り入れたステーキのお店です。

店内のようす
写真提供:JIN Communications 店内のようす

店は、座席は皮張りの大きめの椅子が58あります。大きさは3300平方フィートもあるので、香港にしてはゆったりとしたテーブル間隔があります。白を基調とした壁に加え、南側に大きな窓が数多くあるので昼間は明るい店内、夜は落ち着いた雰囲気となっています。BIFTECK…カタカナで書けばビフテキという意味になりますが、同店が輸入する肉の産地は、新潟、神戸、オーストラリア、アメリカ、ベルギー、アルゼンチンなどさまざま。新潟には「雪室」という自然を生かした特殊な貯蔵施設があるのですが、同店では専用の冷蔵庫を使って内部を摂氏1~2度、湿度を最高で90%に保つことで雪室と似たような内部環境を再現。そこで新潟産牛肉の熟成肉を作っています。

熟成肉を使った料理
写真提供:JIN Communications 熟成肉を使った料理

アメリカ産のプライム肉は388ドル、スペイン産のリブアイは428ドル、宮崎産のA5は458ドル、前述の新潟産の熟成肉は時価です。焼き加減はもちろんお好みですが、同店の料理は素材の味もしっかり感じられるものになっています。春の季節が近づき、ブランチセットの新メニューである「Fête du Bifteck – Printemps」が登場しました。サラダ、スープ、2種類の前菜、メイン、さらに2種類料理とデザートがついて598ドルです。208ドル追加すればシャンペンやワインが2時間飲み放題というお得なセットになっています。このセットは、土日、祝日の12時半から15時半の限定販売メニューです。

蟹をふんだんにつかったうどんです
写真提供:JIN Communications 蟹をふんだんにつかったうどんです

ステーキと言えば、アメリカやアルゼンチンあたりが有名ですが、日本とフランスのテイストを感じるステーキは日本でもあまり体験できないので、ぜひ訪ねてみてください。

BIFTECK

住所
23/F., QRE Plaza, 202 Queen’s Road East, Wanchai, Hong Kong
電話番号
852 2246 8805
営業日
月~金曜12:000~15:00、18:00~22:00、土、日曜、祝日11:30~17:20、18:00~22:00

筆者

香港特派員

武田信晃

新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。

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