【東京】日本で感じるブルガリアの春
Честита Баба Марта!!(チェスティータ・バーバマルタ)
昨年5月までブルガリアに住んでいた私にとって、3月1日は特別な日です。
ブルガリアでは3月になると、冒頭の挨拶が至る所から聞こえてきました。
その理由は3月はバーバ・マルタと呼ばれているから。バーバマルタには、紅白の紐で編まれたお守りを家族や友人と贈り合い、お互いの健康と幸せを祈ります。
ユネスコの世界無形文化遺産にも指定されているこの風習、可愛らしくて気持ちも華やぐし、私は大好きでした!
「今年はバーバマルタを感じられないのか……。」
そんな風にがっかりしていましたが、在日ブルガリア大使館主催のイベントが渋谷・宮下公園にて開催されるとの情報を耳にし、行ってみました!
宮下公園に到着すると、(私にとっては)耳慣れた、懐かしいブルガリアの音楽が聞こえてきました。
音に釣られて行ってみると、ブルガリアダンスの真っ最中!
その周囲では、在日ブルガリア大使館の方が、民族衣装を身につけ、マルテニッツァやその説明文を配っていてました。
雰囲気はミニ・ブルガリア!
周囲にはダンスを見る人、談笑する人、写真を撮る人がいて、日本にいながらにして海外の雰囲気を感じることができました♪
私がブルガリアに住んでいた時は、英語での説明しかなくてなかなかマルテニッツァの全貌を把握するのに苦労しましたが、ここで配られた説明文を読むとすごく分かりやすくて勉強になりました。
ブルガリア大使館以外にも、さまざまな大使館が主催したイベントが代々木公園や宮下公園、大使館近辺で開催されているようです。
新型コロナウイルスの影響がだいぶ落ち着いてきたとはいえ、まだ気軽に海外旅行をするのは少しハードルが高い昨今。
こういったイベントを上手に利用して、海外の風を感じてみてはいかがでしょうか。
また何かおもしろいイベントを見つけたら、こちらでご紹介させていただきます♪
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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