アメリカの知られざる大自然を全身で体験する40分!ドキュメンタリー映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』

公開日 : 2023年03月24日
最終更新 :
©MMXX VisitTheUSA.com
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2023年4月7日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋ほか、IMAX®にて公開の『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』を紹介します。

日本の25倍の国土があるアメリカ合衆国。エリアによって自然環境が全く異なることからアラスカの原野やオレゴンの緑豊かな海岸線、古代渓谷など大自然が作り上げた多種多様の絶景を見ることができます。『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』では、IMAX®カメラを駆使して撮影された迫力ある映像でアメリカの隠れた絶景28スポットを約40分で巡ります。現地の空気感まで伝わってきそうな映像美はもちろん、本作がナレーション初挑戦となる宇宙飛行士の野口聡一さんのナレーションにも注目です。

本作ポスターに登場するスポット

本作ポスターでは、左から「アリゾナ州のアンテロープ・キャニオン」「ユタ州のフィッシャータワーズ」「オレゴン州のケルプハイウェイ」の写真がポスタービジュアルとして使用され、映画鑑賞前からその景色の美しさに目を奪われます。それぞれのスポットを少しだけ紹介します。

アリゾナ州 アンテロープ・キャニオン

アンテロープ・キャニオンはアリゾナ州のペイジ近郊のナバホ族の土地に位置する渓谷です。
レイクパウエルへ流れ込む支流が柔らかい砂岩を侵食し、さらに鉄砲水が流れ込むことにより独特な形の谷を形成した、まさに大自然が生み出した芸術品です。人がひとりやっと通れるほどの狭い空間が続き、一日のうちでも限られた時間しか見ることができない「ビーム」とよばれる日光が渓谷を上から明るく照らしだす様子はここを訪れた多くの人の心を魅了しています。

ユタ州 フィッシャータワーズ

フィッシャータワーズとよばれる奇岩はユタ州のアーチーズ国立公園内にあります。
この国立公園は東京23区の半分ほどの広さがあり、敷地内には風化によってユニークな形に浸食された奇岩が数多くあることで有名です。今もなお雨風に浸食され続けているため、現在は存在していても数年後には形が崩れたり、崩壊している恐れがあるため、もしかするとその時しか出合えない景色を見ることができるかもしれません。広い空と赤茶色の岩のコントラストは絶景です。

オレゴン州 ケルプハイウェイ

©iStock
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太平洋に面するオレゴン州。その海岸線の距離は約600kmにもなります。
ケルプハイウェイは、大昔に人類がアメリカ大陸へ進出した際に通ったのではないかといわれている海路です。名前の通り海藻類(ケルプ)が密生していたことから、魚や、それをエサにする哺乳類が多く集まる豊かな海域だったために長距離を移動することにより、アメリカ大陸の広域に定住することができたと考えられています。現在では海岸線に沿って南北にドライブルートが整備されているので、車で移動しながら先人たちの冒険に思いを馳せましょう。

いかがでしたか。作品内ではアメリカの大自然が作り出す28スポットの絶景を巡ることができます。ぜひ劇場でご覧ください。

映画『イントゥ・ザ・ネイチャー 自然が教えてくれること』

監督
グレッグ・マクギリブレイ
脚本
スティーヴン・ジャドソン
出演
ジョン・ヘリントン、アリエル・トウェト、ジェニファー・ファー・デイビス
ナレーション
野口聡一(宇宙飛行士)
提供
エクスペディア、ユナイテッド航空
製作
ブランド USA、マクギリブレイ・フリーマン・フィルムズ
配給
さらい
Twitter
@intothenatureJ
2020 年制作/アメリカ映画/日本語吹替/40 分/原題:Into Nature’s WILD

筆者

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