
【スロベニア】2023年初のプレトナボート!
ありがたいことに、お仕事で3月は頻繁にブレッドへ行くことができました。今年初のプレトナボートレポートをお送りします。
プレトナボートとは?

プレトナボートとは、木製のボートでヴェネチアのゴンドラ風のデザインですが、これ特有の特徴もしっかり持ち合わせています。長さは大体2メートルでおよそ18人が一度に乗ることができます。
しっかり1590年からボートは地元の人によってりようされています。かつてブレッド島は巡礼の島ともいわれていて、多くの人がこのボートに乗って島へ向かいました。
マリア・テレジアの統治時代にこのプレトナボートの権利が、貧しい土地を開拓した農民たちに手渡され、今はある家族で経営されることとなっております。
このボートは手漕ぎで23艘のボートがブレッド湖を満たします。そしてこの船を操縦する方は「プレトナル」とよばれ、安全に皆さんをブレッド島へ連れて行ってくれるわけですが、この運転本当に簡単そうで簡単じゃないのでまさにプロがなせる業だそうです。
今はボートに乗る体験そのものが観光アトラクションとなっており、ブレッド島の観光を含めて人気のアクティビティーです。

ボートの体験

ムリノという港から島へはボートでおよそ10-15分くらいかかります。その間、たとえ天気が悪くてもブレッド城、カラヴァンアルプス、ひだりはチトー大統領が所有したヴィラ、きれいなブレッド湖が楽しめます。
水面はとってもきれいで穏やかですから、たまには魚が泳いでいる様子も楽しめるのです。アナログな方法で、昔と変わらぬブレッドの自然や景観をたのしむことができる経験はとても特別といえます。

ボート料金
ボートは一人往復で18€(お支払いは現金のみ)島の滞在時間はおよそ40分です。したがって島の移動時間、観光時間を含め1時間強の観光が楽しめます!
朝10時から営業で、ボートがほぼ満杯になったら出発となります。
ぜひブレッドへ来たらボートに乗ってみましょう!

筆者
スロベニア特派員
菊地 由貴
スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。
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