春日和が続くサンフランシスコ、4月中旬の様子

公開日 : 2023年04月15日
最終更新 :
筆者 : Katie M

先週後半の嵐を境に、晴天が続くサンフランシスコ、風は強いものの暖かい日が続いています。先週末はジャパンタウンで桜祭りが開催されました。そんな中、去年3月にオープンしたばかりの高級グローサリーホールフーズマーケットのフラッグシップ店が突然閉鎖するという知らせも舞い込みました。今週のサンフランシスコの様子をお伝えします。

日本町の桜祭りが開催

全米でも大きな規模のひとつとされるサンフランシスコの桜祭りが、先週末に開催されました。 4月8日から9日、そして4月15日から16日の2週末に渡って開催されるイベントは、4日間とも、ライブミュージック、ダンス、茶道、詩のパフォーマンスなど、さまざまなイベントが開催されると同時に、屋台も設置されます。先週末は快晴だったこともあり、メイン会場となるポスト通りは多くの人手で賑わいました。

サンフランシスコの高級スーパーが突然閉鎖

2022年3月にオープンしたばかりのミッドマーケットに位置するホールフーズフラッグシップ店が今週4月11日に突然何の予告もなく閉鎖しました。閉鎖の発表があったのが、4月10日の営業時間終了後で、まさに晴天の霹靂の出来事となりました。ホールフーズマーケットの広報担当者はこの閉鎖に関して、チームメンバーの安全を確保するためと述べています。このフラッグシップ店は、シビックセンターのホームレス救済センターに程近い場所で、この場所を利用するドラッグ中毒やホームレスによる窃盗被害が問題となっていました。4月13日の地元紙によると、去年10月にドラッグのオーバードーズが原因で、トイレで死亡した人がいたとのこと。今後この店舗が再オープンするのかは未定の状態です。

カリフォルニアとサンフランシスコの感染状況

今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は111人。先週増えた反動か、今週は僅か100人台です。2月8日から4月4日までの10万人における感染者数は3.4人。陽性率は5.0%。こちらもほぼ変化はありません。

ワクチン接種状況ですが、サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%、カルフォルニア州全体のワクチン接種率は72.8%とどちらも先週と同じ状況です。

最後に

このコラムを書いている2022年4月13日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は21万2,209人。感染による死者数は1,196人。先週の21万1,852人と比べると今週の増加数は357人、1日の平均感染者数は51人です。今後はこのような数値が継続すると予想されます。今週1週間のサンフランシスコの陽性率は6.4%。まだカリフォルニア州平均5.0% よりも高い数値ですが、ここ数週間は同じような傾向が続いています。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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