春らしい快晴が続くサンフランシスコ。4月中旬の様子

公開日 : 2023年04月21日
最終更新 :
筆者 : Katie M

4月22日のアースデーを目前に毎年4月20日、サンフランシスコではマリファナ愛好家たちがゴールデンゲートパークのヒッピーヒルに集まり、マリファナ文化をライトアップしてお祭りが開催されます。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

春らしい天候が続いた週

今週もサンフランシスコは、春らしい快晴の日々が続いた週となりました。現在最低気温は9C、最高気温は20Cほどの温度ですが、風が冷たいため晴れてはいるものの肌寒い週となりました。太陽光は強いのに、風が冷たいため寒いのか暑いのかわからない、といった日々が続いています。

サンフランシスコの桜祭りが無事終了!

2週間の週末にわたって行われたサンフランシスコ日本町の桜祭りが無事に終了しました。最終日はグランドパレードが2019年以降3年ぶりに開催され、シビックセンターから日本町までの約2キロのコースを今年は43組のグループが行進しました。毎年恒例のサンフランシスコ樽神輿がフィナーレを飾るグランドパレードは、風は冷たかったものの快晴に恵まれる日となりました。

サンフランシスコ樽神輿連が運営する神輿担ぎは、1968年の第1回桜祭りから続く伝統行事で、100人以上が神輿を担ぐ熱気のある様子が見どころです。

ヒッピーヒルで伝統的な大麻のお祭りも

サンフランシスコ名物でもあるのが、毎年4月20日に開催される大麻を祝うお祭りです。大麻愛好家たちがゴールデンゲートパークのヒッピーヒルに集まり、午前10時から午後5時まで数千人が音楽とエンターテインメントを楽しみます。ちなみにカリフォルニア州は、1996年にCompassionate Use Actに基づき薬用大麻の消費が合法化され、2016年に娯楽用大麻の使用が合法化されています。市内には多くの大麻を販売する店舗があり、21歳以上であれば、大麻を購入し使用ができます。

カリフォルニアとサンフランシスコの感染状況

今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は55人。4月に入ってからは100人を下回っています。2月15日から4月11日までの10万人における感染者数は3.3人。陽性率は5.4%。安定した状態が続いています。

ワクチン接種状況ですが、サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%、カルフォルニア州全体のワクチン接種率は72.8%と、どちらもここ数週間変化はありません。

最後に

このコラムを書いている2022年4月20日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は21万2,514人。感染による死者数は1,197人。先週の21万2,209人と比べると今週の増加数は305人、1日の平均感染者数は43人です。加えて、今週1週間のサンフランシスコの陽性率は6.1%。カリフォルニア州の平均5.4%に比べると相変わらず多いですが、徐々に差が縮まっています。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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