ようこそ!ヌートバーたっちゃんがサンフランシスコにやって来ました(MLB/vsSt Lois)

公開日 : 2023年04月27日
最終更新 :

いよいよメジャー開幕!今シーズンの楽しみはWBCで一躍国民的人気者になったラース・ヌートバー選手の”実物”を見る事でした。なんと4月24〜26日と3連戦がオラクルパークであり、まさに百聞は一見に如かずテレビとは違う我らがたっちゃんを早速見てきました。

本日の席
本日の席

急に決めたもので”スタブハブ™️” ”チケットマスター”より球場で当日券を買った方がいいかもというので、メインゲートの隣の窓口で、予算40ドル以下カージナルス側と希望を言って探してもらいました。デジタルチケットとなっていて事前にボールパークのアプリ”Ballpark”をダウンロードしておくと便利です。後で気がついたのですが、そのアプリからも買えました(いかに急に決めて慌ててたか)

セクション104前から6列目、なんと目の前で背番号21のたっちゃんがストレッチ。104・105あたりは選手が軽くウォーミングアップする位置で窓口の方の経験に感謝!思わぬ急接近でした。テレビ(WBC)では大きな日本人という印象でしたが覆りました。骨格の違い、アメリカスタイルのトレーニングやダイエットでしょうか。笑顔は同じでも後ろ姿はテレビとは全く別のラース・ヌートバー選手でした。

「やっぱ、身体つき違うなぁ」と日本語が聞こえ振り返ったらメジャーリーグマニアのGami氏で、同じくヌートバーたっちゃんを見に来ていました。一緒に「たっちゃ〜〜ん」と声をかけましたら、キョロキョロ探し始め、もう一度「たっちゃ〜〜ん」と呼んだらこちらを振り向き、練習ボールをネット越しに投げてくれました(そのボールはすっぽりGami氏の手中に)事情を知ってか周囲のカージナルファンから暖かい拍手をもらいご満悦。

ヌートバーたっちゃんを見て、一番の驚きは体格がテレビと全く違った事でした。

たっちゃんの強肩が冴える球場の形
たっちゃんの強肩が冴える球場の形

この日は1番ライトで出場。実はオラクルパークは歪な形のフィールドです。
皆さんは、ホームベースからセンターが最も深いイメージはありませんか?しかし、ここはセンターまで約120m、ライト・センター間が約126mと長方形の形をした外野なんです。またライトの壁も8mと高く、ライトの守備泣かせなのです。たっちゃんの守備力が問われます。やや深めに守り、クッションボールもうまく処理し守備でも楽しませてくれたライトのたっちゃん。

アウェイ側にはトニーズピッザあり
アウェイ側にはトニーズピッザあり

さて、この球場の魅力の一つが、ローカルの飲食店が中心となって運営されている事。ナショナルブランドのビールメーカーやフードカンパニーが見当たらないのです。野球を知っている人はもちろん、そーじゃない人もサンフランシスコ・ベイエリアのB級グルメの食べ歩きができます。特にスコアボードの裏は楽しいグルメエリアです。

同じように、対岸のオークランド(A's)も徐々にローカルフードのブースが増えてきています。今シーズン入団した藤波晋太郎さんも中継ぎでちょこちょこ登板するだろうし、観戦の楽しみが増えました。(4月1日エンジェルス戦観戦の感想)

注:先日地元のニュースで、先発ローテーションからしばらく中継ぎで頑張ってもらうようです。スターター(先発)は5日に一回しか登板しませんが、中継ぎならちょっと登板で見れる回数増えるし、ファンには嬉しいかも…

ごめん知らない選手ばっかり無念ヌートバーいない
ごめん知らない選手ばっかり無念ヌートバーいない

アウェー側なので、セントルイスのジャージが目立ちます。しかし、全く知らない選手ばかりで申し訳ありません。ヌートバーが打席に入る時は「ヌーー」って声がかかっていました。生ヌー聞く事ができました。大人の声は低くてずっしりしてますが、子供の声だと少し声が高いので可愛い響きでした♡ヌーーー

WBCでしか見たことがなかった”ペッパーミル”ですが、難しい内野ゴロのナイスプレーに、グラブつけたままゴリゴリと挽いていました。テレビには映らない選手の様子は、出向かないとわからないですね。バブルガムを膨らませながら守備から戻ってきたたっちゃん、後半お腹が空いたのかお尻のポッケから何か取り出して食べていたたっちゃん、ベンチの中でふざけていたたっちゃん、さすがメジャー!レーザービーム級のホームヘ返球のたっちゃん。

その人となりも知り得るライブはやめられない!

SFジャイアンツ公式サイト
印刷できるジャイアンツスケジュール
セントルイスカージナルス公式サイト

キスカムタイム
キスカムタイム

デートですか?キスカムと夕景のボールパーク

一人で見に行く事が多いので全く心配していませんが、毎試合6回に”キスカム(Kiss Cam)”タイム!おしゃまな子供たちには大喜びの時間です。キスカムとは、観客の二人連れにズームし面前でキスしてもらおうというもの。いろんな事情の二人連かもですがお構いなし、雰囲気丸出し、恥ずかしがってなかなかしない等、人となりが見えます。しない二人にはブーイングでます(苦笑)

マッコビーコーブ
マッコビーコーブ

UCSFの移転で再開発が加速し、チェースセンターもできて、かつて夜来ちゃいけない場所だったなんて想像ができないほど整備されマッコービー運河は素敵な散歩コースとなりました。

スプラッシュホームランを期待して
スプラッシュホームランを期待して

この日の気温は、体感気温で12℃風もなく穏やかでしたが、やはりヒートテックを下に着て行って大正解でした。ベイエリアで屋外のナイトゲーム観戦は、夏でも暖かい服装、帽子や手袋マフラーを用意してくださいね。

全米屈指の美しい球場と言われているオラクルパーク。ダウンタウンから公共交通機関や歩いてもいける距離。今年はメジャーで活躍している”世界一の侍たち”の応援どーですか?
ライブは絶対おすすめ楽しいですよ!

プレーボール

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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