ウェルネスなドバイ旅におすすめのホテル「Wドバイ‐ミナ セヤヒ」

公開日 : 2023年06月02日
最終更新 :

今、旅のスタイルのトレンドは「ウェルネスツーリズム」。その最先端スポットが続々と登場しているドバイでは、滞在先もウェルネスなホテルを選びたいもの。ドバイらしいキラキラ感とともに、ヘルシー&ビューティーにこだわりたい人におすすめなのが、2022年4月にオープンした「Wドバイ-ミナセヤヒ」です。

ウェルネスツーリズムにぴったりの大人の遊び場

ミナセヤヒ地区は、ジュメイラビーチの海岸線に位置する人気のエリア。
ミナセヤヒ地区は、ジュメイラビーチの海岸線に位置する人気のエリア。

「Wホテルズ」は、マリオット・ボンボイ(Marriott Bonvoy)が展開するラグジュアリー・ホテルブランドのひとつ。独創的なデザインとスタイリッシュな空間、エッジが効いたインテリアで個性を放ち、ウェルネスツーリズムが注目される始める前から、「DETOX・RETOX・REPEAT」というコンセプトを掲げています。これは、ワークアウトなどでしっかりデトックスして、美味しい食事やドリンクをたっぷりチャージ。これを繰り返すことで、旅とともに人生をもっと楽しんでほしいという想いが込められたもの。ここドバイではヤシの木の形をした人工島、パーム・ジュメイラに立つ「Wドバイ-ザ・パーム」に続き、2軒になります。

中東の神秘性をWスタイルで大胆に表現

エントランスでは、おなじみの「W」のロゴが迎えてくれます。
エントランスでは、おなじみの「W」のロゴが迎えてくれます。

ブランドロゴの「W」に迎えられ館内に足を踏み入れると、ドバイの歴史や文化、社会構造をダイナミックに表現したデザインに驚かされます。ゴールドを基調としたロビーは、ドバイのゴールドスーク(金の市場)に敬意を表し、賑やかさを演出したもの。レセプションを照らす照明と壁面は、中東の神秘的な歴史と詩人たちにちなんで、蛇遣いをイメージしているのだそう。さらに、ラウンジの天井には「空飛ぶ絨毯」も! 「アラビアンナイト」のストーリーを記したロザリオモチーフの壁面もあり、モダンで独創的なデザインの中に、遊び心もたっぷり見てとれます。

どこか神秘的なレセプションは、蛇遣いへのオマージュから生まれたものだそう。
どこか神秘的なレセプションは、蛇遣いへのオマージュから生まれたものだそう。
アラビアンナイトの世界へいざなう「空飛ぶ絨毯」では、過去から未来を表現。
アラビアンナイトの世界へいざなう「空飛ぶ絨毯」では、過去から未来を表現。
「アラビアンナイト」のストーリーの一部を記したロザリオの壁面。向かいはオリジナルグッズを扱うショップ。
「アラビアンナイト」のストーリーの一部を記したロザリオの壁面。向かいはオリジナルグッズを扱うショップ。

全室オーシャンビューの客室もスタイリッシュ!

中東の伝統的な要素を取り入れたインテリアで、家具はすべてカスタムメイド。
中東の伝統的な要素を取り入れたインテリアで、家具はすべてカスタムメイド。

27室のスイートを含む全318ある客室は、すべてオーシャンビューでプライベートバルコニー付き。アラビア湾に浮かぶ世界一の人工島「パーム・ジュメイラ」、世界一の高さを誇る観覧車「エイン・ドバイ」など、お部屋の向きによって異なるドバイのランドマークを眺められます。室内の家具はすべてカスタムメイド。鮮やかな色調のインテリアと、幾重にも重ねたファブリックも、かつて交易の中心として栄えたこの地への敬意を表しているのだそうです。

座り心地のよい椅子が置かれたバルコニーは、眼下に広がるアラビア湾と街を眺めるのにぴったり。朝、昼、夕刻から夜へと、時間とともに色彩を変え、ずっと見ていても飽きません。すべての客室にWブランドのシグネチャーともいえるミックスバーを備えているので、冷たいシャンパンやビールを飲みながら楽しむのがいいですね。

プライベートバルコニーで過ごす時間も楽しみたい。
プライベートバルコニーで過ごす時間も楽しみたい。

開放的なインフィニティプールに面したダイニングで朝食を

プールサイドから心地よい風が通り抜けるダイニング「ジンジャームーン」。
プールサイドから心地よい風が通り抜けるダイニング「ジンジャームーン」。

ミナセヤヒ湾を一望できるインフィニティプールのプールサイドにあるのが、オールディダイニングの「ジンジャームーン」。朝食、ランチ、サンセットとどの時間帯もおすすめなのですが、とくにブレックファストタイムの気持ちよさがたまりません。アラビア料理の前菜や、キヌアのサラダは日替わり。生ハム、スモークサーモン、チーズやフルーツもたっぷり。デニッシュの種類も豊富で、数日間滞在しても楽しみ尽くせないほどのバリエーションです。冷たいスパークリング、白ワインも用意され、朝からついつい飲みたくなってしまいます。

サラダやフルーツがたっぷり。冷たいワインなどのアルコールドリンクも用意されています。
サラダやフルーツがたっぷり。冷たいワインなどのアルコールドリンクも用意されています。

テラスのテーブルは水着のまま利用可能なので、プールタイムの合間のランチにも利用できます。サンセットを眺めながらカクテルを楽しむのもいいでしょう。プールエリアは16歳以上限定。大人の時間を過ごしたい人に、もってこいのロケーションです。

普段、朝食を食べない人も、このメニューを見たらしっかり食べたくなるはず。
普段、朝食を食べない人も、このメニューを見たらしっかり食べたくなるはず。

夕刻から夜のロマンチックタイムを過ごすなら、2022年6月にオープンしたプールサイドのウェット・デッキのルーフトップラウンジ「アティコ(ATTIKO)」へ。ミナセヤヒ湾のパノラマビューを眺めながら、カクテルや軽食を楽しめます。

昼間とは雰囲気が異なるロマンチックな光景にうっとり。
昼間とは雰囲気が異なるロマンチックな光景にうっとり。

地上30階で過ごす、至福のスパタイム

トリートメントルームからビーチを見下ろす絶景スパで夢見心地のひとときを。
トリートメントルームからビーチを見下ろす絶景スパで夢見心地のひとときを。

ホテルスパの豪華さとクオリティの高さでも知られるドバイ。お値段は決して安くはないけれど、ほかでは体験できない極上のスパタイムも、世界中の贅沢が集まるドバイならではの過ごし方ではないでしょうか。

アルコールメニューを楽しむこともできるスパのラウンジ。
アルコールメニューを楽しむこともできるスパのラウンジ。

ホテルの30階にある「バービースパ(BAR-B SPA)」は、ガラス張りのトリートメントルームから望む絶景も楽しみなスパ。フェイシャル、ボディマッサージなどのトリートメントメニューがあり、施術に使われるのは世界的な外科医が開発したスキンケアブランド「111SKIN」。科学的な臨床結果に基づいて処方され、アンチエイジング、お肌の修復に効果を期待できるとして、美容ジャーナリストやモデル、ファッションエディターの間でも評判のブランドです。

トリートメント終了後は、ハーブtぇイーとドライフルーツで水分とミネラルを補給して。
トリートメント終了後は、ハーブtぇイーとドライフルーツで水分とミネラルを補給して。

今回は60分間の「ザ・セレニティ・エクスペリエンス(The Serenity Experience)」というボディートリートメントを体験。ジャスミンやチューベローズ(月下香)をブレンドしたアロマセラピーオイルで行うマッサージは、絶妙な力加減と甘い香りでいつの間にか夢の世界に。あっという間に終わってしまった印象ですが、時差ボケも、肩こりもすっかり解消し、リフレッシュできました。
メニューは30分のコースからあり、フェイシャル、全身のほか頭、肩、背中などを集中的にほぐすメニューも。ネイルだけの利用もできるので、ディナー前のおめかしにもいいですね。

3つのホテルを行き来して3倍楽しむ

エリア内にはヴェジタリアン・ヴィーガンカフェや、ウオータースライダー付きのプールも。
エリア内にはヴェジタリアン・ヴィーガンカフェや、ウオータースライダー付きのプールも。

「Wドバイ-ミナセヤヒ」があるのは、ジュメイラビーチに面したミナセヤヒ地区。同じエリア内にあるマリオット・グループのホテル「ウェスティン・ドバイ・ミナセヤヒ・ビーチリゾート&マリーナ」、「ルメリディアン・ミナセヤヒ・ビーチリゾート&ウォーターパーク」と隣接し、自由に行き来が可能です。それぞれのプールとレストランも利用できるので、楽しみ方は3倍! ホテル選びから始めるウェルネスなドバイの旅、プランニングの参考にしてみてください。
Wドバイ-ミナセ ヤヒ W Dubai-MINA SEYAHI
バービー スパ BAR-B SPA

●取材協力:ドバイ経済観光庁
ドバイの観光情報満載のウエブサイト:
Visit Dubai

筆者

永田さち子

フリーランスのライター・編集者。旅、食、ライフスタイルをテーマに、雑誌やWEB記事を執筆。ハワイ記事を得意とし、渡航歴は70回以上。著書に、ガイドエッセイ「よくばりハワイ」シリーズ、「ハワイのいいものほしいもの」「おひとりハワイの遊び方」など14冊があります。プライベートでは、猫好きのへなちょこランナー。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。