7月末まで【イギリスの旧型切手が使えなくなります】交換方法
“イギリスの郵便局”であるロイヤル・メール(Royal Mail)が事業の効率化と近代化を図るため、バーコードつきの切手を導入したのは昨年2022年、2月のことです。
それにともない、バーコードなしの旧切手による配達は、今年2023年の1月末までで終了する予定でしたが、その後同年7月31日までに延長されました。旧切手は無料で交換可能とのことなので、同社のウェブサイトより申込書を取り寄せ、交換申請をしました。その手順を紹介します。
すべて交換が必要? 「対象切手は一部のみ」
新たに交換が必要な切手の種類は、写真のような無地の背景に、故エリザベス女王の肖像が描かれたタイプのみです。
クリスマスなど、特別なイベントを記念したさまざまな絵が描かれているものは、期限後も引き続き使えます。
申込手順
期限までに使い切れなかった該当切手は、専用の申込書にて交換可能ですが、窓口で直接交換してもらうことはできません。手順は次のようになります。
1.郵便局にて、あるいは自宅などにて印刷した申込書を入手
2.必要事項を記入し、交換が必要な旧切手を返信封筒に同封
3.送料無料の返信封筒を投函
申込書の入手方法
申込書を手に入れるには、以下のような手段があります。
・ウェブサイト上にあるPDF書類を印刷
・同サイトにてオンライン申請をし、自宅などへの送付を待つ
・郵便局、または郵便請負の小売店まで出向く
・電話番号「03457 740740」にて申請
注意点
・交換切手が総額£200を超える場合は、ウェブサイト上にある別の書類に記入後、指定の宛先へ自己負担で送付
・総額£200以下は、先述した書類を印刷後、適当な封筒に「Freepost SWAP OUT」と宛先を書いて切手を貼らずに(無料)投函
・郵便局、ローカル小売店で申込書、封筒ともに入手は可能だが、その場で交換はできない
・返金ではなく、新切手への交換のみ
書類内容
私は申込書のオンライン申請をし自宅への送付を選びましたが、予想外に時間を要し少なくとも1週間以上たった、忘れた頃に届きました。
書類にはおことわりや対象切手の写真つき例、切手の同封方法などが書かれています。個人情報、切手の枚数と総額を書き入れ、シールタイプの切手は台紙ごと同封、糊づけタイプのものは、裏面に貼りつけて完了です。
実際のバーコードつきの新切手が手元に届くのは、投函してから15営業日以内だそうですが「申込が殺到している現在、それ以上かかる場合も念頭に置いてください」とのことです。
期限が迫る頃には、さらなる混雑が予想されますので、早めに手に入れておきたい方は、いまのうちから手続きを済ませておくのが懸命かと思います。そのほかの詳細は、下記のウェブサイトを確認ください。
- ◼️
- 切手交換プログラム(Stamp Swap Out Scheme)
- ・交換期間
- 2023年7月31日まで
筆者
イギリス特派員
パーリーメイ
2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。
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