魅惑の伝統ダンス!「6月1日バリ舞踊の日」記念イベント開催レポート
インドネシアと日本の国交樹立65周年にあたり、在日インドネシア共和国大使館(東京・四谷)にて、「6月1日バリ舞踊の日」記念イベントが5月31日に初開催されました。バリ舞踊のミニステージをはじめ、バリ島のさまざまな魅力が紹介されたイベントの様子をレポートします。
バリ舞踊の日とは?
バリ舞踊が2015年にユネスコの無形文化遺産に登録されたことと、日本・インドネシア国交樹立60周年を迎えたことを記念し、2018年に「6月1日バリ舞踊の日」が日本記念日協会より認定されました。インドネシア・バリ島の伝統舞踊であるバリ舞踊を、より多くの人に知ってもらい、踊ってもらい、観てもらうことが目的とされています。
ちなみに「6月1日」という日付は、1964(昭和39)年6月1日にインドネシア大統領の特派文化使節団が来日して東京・大阪で公演を行い、日本でのバリ舞踊交流が始まったことに由来します。
艶やかな演舞に来場者釘づけ!
イベントは、国内で活動するバリ舞踊グループによるミニステージで開幕。今年30周年を迎えるダンスグループ“スカール・リリー”と、TVやラジオ、CMにも出演経験のあるアグン・アユ高木さんが主宰する“バリ・プサカ”のメンバーによるバリ舞踊のミニステージに来場者はうっとり。メイナルティ・ファウジ公使参事官の開会宣言の後、文教大学・黛ゼミナールの皆さんより「6月1日バリ舞踊の日」シンボルマークがお披露目されました。
続いてバリ島への渡航情報がアナウンスされ、同島在住のマンデラ恵子さんが、芸術の村として知られるウブドから生中継で最新情報と観光の魅力を伝えてくださりました。ウブドの元王族に嫁いだマンデラ恵子さんは、長年にわたってバリ舞踊や絵画の魅力を伝えるために尽力されてきたお方です。
インドネシア産コーヒーの試飲も!
計3回のミニステージに加えて、来場者をステージ上に招いて行われたアグン・アユ高木講師によるバリ舞踊のミニレクチャーでは、視線や指先の独特な動きや、中腰姿勢を維持することの難しさを体験し、バリ舞踊の流麗な所作の一端を知ることができました。このほか、APIJ(在日インドネシア経営者協会)による日本国内で楽しめるバリ料理店の紹介、最近注目を集めるインドネシア産コーヒーの試飲など多彩な催しが繰り広げられ、記念イベントに花を添えました。
筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
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