【モントリオール】旧港で見逃せない新スポット

今や日本だけではなく、世界各国にあるその街の地名がオブジェになっている文字モニュメント。
ここモントリオールにも、今年５月7日に Grand Quai（グラン・ケ：大ドック） に文字モニュメントが設置されました。
この巨大なオブジェは高さ2.13メートル、幅15.24メートルで、重さは4,990kgを超え、観光客だけでなくモントリオール市民にとっても同様にフォトジェニックとなっています。

新しく設置されたこの新スポットのモニュメントは、すべてモントリオールでデザイン、製作されました。
この巨大な文字の表側はモントリオールのトネリコの木（モクセイ科に分類される落葉樹）から作られており、裏側は鏡で出来ています。

こちらの文字モニュメントは1年中設置されており、夜にはライトアップされます。
冬の間は雪で凍るのを防ぐために、暖房装置が文字に組み込まれているんだそうです。
真冬にモントリオールにいらっしゃる方もぜひこちらで写真を撮って下さいね。
設置場所は「Tour du Port de Montréal（旧港タワー）」の手前にあります。

背後にダウンタウンのビル群が見え、素晴らしい景色です。
旅行に出かけるたびにモニュメントの前で写真を撮っている方は、モントリオールでもお見逃しなく！

今年5月27日にオープンした、オールドポートにあるGrand Quai（大ドック）にそびえ立つこの「Tour du Port de Montréal（旧港タワー）」は高さ65メートルの塔です。
タワーの入口を入ると、可愛らしいブイ型のロボットが出迎えてくれる。
エレベーターの前にあるカウンターで入場券を購入しよう。
人数制限があるので、土日や日暮れどきなど、多くの人が来場しそうな日や時間帯はサイトでチケットの事前購入をするのをお勧めします。

エレベーターで13階の展望室まで上がると、モントリオールの街並みが見渡せ、息をのむほどの素晴らしいパノラマの景色が目の前に広がっています。

ところどころに設置された望遠鏡をのぞき、丸枠の観光スポットに合わせると、ダウンタウンや旧市街の観光ポイントを見ることも出来る。
展望室のある13階から金色のホワイトオークのらせん階段を15階まで上がると、360度見渡せる展望ルームに到着する。
床の一部の足元がガラス張りになっていて真下をのぞき見ることができる場所もある。
高いところが苦手でなければ、ぜひガラス張りの床に立ち、下を眺めてみよう。
タワーは1年中オープンしているので、雪に覆われた真冬のモントリオールの街並みを見るのもまた格別ではないでしょうか？

※営業日や営業時間は展望室が貸し切りになっていたりすると変更になる場合もあるので、下にあるサイトからかならず確認して下さい

モントリオール万博の際につくられた「アビタ67」もすぐそこに見えます。

モントリオールの歴史的建造物でもある「サイロNO.5」
1903年から1994 年まで稼働していた、この穀物サイロ No.5は、カナダ西部や五大湖から汽車や船で運ばれた穀物を一時的に保管するために使われ、海洋船で積み替えられた穀物はヨーロッパ方面へと運ばれました。
1994 年以来稼働はしていなく、一時博物館、ホテル、住居、多機能複合施設へと再開発プロジェクトの案が出ていましたが、その計画は残念ながら実現しませんでした。
1995年にモントリオール旧市街の歴史地区の境界が西に拡張され、穀物サイロNo. 5も含まれたので現在も昔のまま残っています。

モントリオールの旧港にあり、375周年を祝うために建設されたこの「Grand roue de Montréal（モントリオールの観覧車）」は、2017年9月1日から一般公開されている。
高さは60ｍで、ビルの20階に相当するのだとか。
カナダで最も高い観覧車で、モントリオール旧港のランドマーク的存在になりました。
中は空調の調節が出来て、夏でも冬でも快適です。

ゴンドラの中にはひとつVIPゴンドラがあり、4人乗りで料金の方は209,83＄（１人あたり52,50＄）です。
VIPゴンドラはイタリア製の皮張りのイスで、床がガラスになっています。
VIPだからといっても高いところが苦手な人は落ちつかないかもしれませんね。

VIPゴンドラはひとつしかなく、日時によっては乗れない場合があるので、必ず予約をして下さいね。
陽が沈むころの予約はすぐになくなるみたいです。

素晴らしい景色を眺めながら、20分間（4周くらい）の空中散歩はいかが？

観覧車の前にも「J’♥ MTL（J'aime Montréal：私はモントリオールが好きですの略」の文字モニュメントがあります。