タイ・バンコクで見られる水のショー(都会の噴水、滝スポット紹介)

公開日 : 2023年09月26日
最終更新 :
筆者 : Taeko

はじめに

みなさま、サワディーカー。今日は、タイ・バンコクのベンジャシリ公園で開催された噴水ショーアイコンサイアムで開催中の噴水ショーを中心にご紹介します。

目次

【2023年8月末で終了】タイ・バンコクのベンジャシリ公園で開催された噴水ショーとは

噴水ショー『The Queen Mother of The Nation(国の母なる女王)』

噴水ショー『The Queen Mother of The Nation(国の母なる女王)』開催期間中のベンジャシリ公園入口
噴水ショー『The Queen Mother of The Nation(国の母なる女王)』開催期間中のベンジャシリ公園入口

8月12日は、タイのシリキット王太后(プミポン前国王の王妃、ワチラロンコン国王の母)の誕生日で、1976年以降、王太后の誕生日は母の日と制定され、祝日になっています。

そこで、今年は、8月12日~31日の期間中、タイのシリキット王太后生誕日の91歳のお誕生日とタイ母の日をお祝いする噴水ショー『The Queen Mother of The Nation(国の母なる女王)』がBTSプロンポン駅下車すぐのベンジャシリ公園において開催されました。このイベントは、午後7時、午後8時、午後9時の合計3回上演され、大変見事な内容でした。

噴水ショーの様子
噴水ショーの様子

前日の8月11日には、バンコク都知事チャチャート・バンコク都知事、ユタサック・タイ国政府観光庁長官が招待され、午後6時から開会式、午後7時~噴水ショー、午後7時20分~キャンドル点灯式も行われたようです。

様々な色の噴水ショーが見られた他、途中には、タイの国旗を連想する色も見られました。赤、白、青の3色は、国家(ชาติ)、宗教(ศาสนา)、国王(พระมหากษัตริย์)を示していると言われています。

その他、動画や日によっては花火まで見られました。会場となった公園には、連日大変美しい正装で来ているタイ人が多かったです。

  • 雨の日には会場となったベンジャシリ公園から虹が見られた日もありました。

    雨の日には会場となったベンジャシリ公園から虹が見られた日もありました。

  • 午後7時~の噴水ショーの様子

    午後7時~の噴水ショーの様子

  • 噴水の中央には動画も上映されました

    噴水の中央には動画も上映されました

タイにおける「母の日」

8月12日は、タイ全体が、深い尊敬と敬意をもってシリキット王太后の誕生日をお祝いし、各地で美しい飾り付けやイルミネーション等がなされます。また、タイでは、「母の日」にもあたりますので、王太后を敬うことはもちろん、母親や家族に思いを寄せる日でもあります。

タイでは、ジャスミンの花が母の日のシンボルとなっており、感謝の気持ちを込めて、子どもからジャスミンの花を贈ります。また、水色が母の日の色となっており、シリキット王太后の色である水色が母の日の色にもなっており、水色の洋服を着た人が多く見られます。

タイ・バンコクのアイコンサイアムで見られる水のショー

噴水ショー『The ICONIC Multimedia Water Feature』

対岸から見たアイコンサイアム(River Park側)
対岸から見たアイコンサイアム(River Park側)

上記で紹介したベンジャシリ公園の噴水ショーは既に終了していますが、2018年11月10日、チャオプラヤー川沿いにオープンしたタイ最大級複合施設「アイコンサイアム(英語表記:ICONSIAM、タイ語表記:ไอคอนสยาม)」の噴水ショーは、現在も見ることが可能です。

G階の外(チャオプラヤー川沿い)に、River Park(リバーパーク)というスペースがあり、チャオプラヤー川が一望できる上、毎日午後6時半と午後8時に、東南アジア最長の幅を誇る400mに及ぶ噴水ショー『The ICONIC Multimedia Water Feature』を鑑賞することができます。また、毎年ロイクラトンやクリスマスシーズン等、季節のイベントが近づいてくると、様々な装飾で彩られた、アイコンサヤームならではの催しやイルミネーションも見られます。

※噴水ショー『The ICONIC Multimedia Water Feature』についての解説はこちら(アイコンサイアムの公式ウェブサイトにリンク)▽
https://www.iconsiam.com/en/attractions/iconic-multimedia-water-feature

食のパラダイスゾーン『ALANGKARN ZONE』の滝も必見

滝には、時々、ICONSIAMの文字が表示されます。
滝には、時々、ICONSIAMの文字が表示されます。

また、最近、アイコンサイアムの6階で一躍注目を集めている食のゾーンの1つに『ALANGKARN ZONE』があります。ここには、タイの食文化の中枢を担う田んぼ等、真の食のパラダイズを表現したスペースになっているとのこと。そして、長い歳月、地球上の生物を生み出した恵みの雨に見立てたアジア最長の15mもの滝を観賞できるようになっています。

※『ALANGKARN ZONE』についての解説はこちら(アイコンサイアムの公式ウェブサイトにリンク)▽
https://www.iconsiam.com/en/attractions/alangkarn

アイコンサイアム(英語名:ICONSIAM、タイ語表記:ไอคอนสยาม)の情報

営業時間
10:00~22:00
住所
299 Charoen Nakhon Soi 5, Charoen Nakhon Road, Khlong Ton Sai Sub District, Khlong San District, Bangkok 10600, Thailand
アクセス
BTSサパンタクシン駅下車(3番出口)。サトーン船着き場から専用のシャトルボート有(毎日9:00-22:00)。その他のアクセス方法については、https://www.iconsiam.com/en/getting_hereに詳しく記載されていていますが、タクシーでもアクセスできます。
アイコンサイアムの公式ウェブサイト
https://www.iconsiam.com/en/
アイコンサイアムの公式ウェブサイトのアトラクション情報
https://www.iconsiam.com/en/the_stories/iconsiam-wonders-the-iconic-attractions

最後に

以上、タイ・バンコクで見られる水のショーは無料で見ごたえがありますので、今回紹介しました。ベンジャキティ公園の噴水ショーは既に終わってしまいましたが、タイ・バンコク滞在の機会があり、アイコンサイアムや近くまで行く予定があれば、噴水ショーと滝をご覧になってみてはいかがでしょうか。それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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