ボブ・マーリーが演奏したステージで朝ヨガ! イギリスの公園フェス「ガーデン・パーティー」

公開日 : 2023年09月18日
最終更新 :

この週末、ロンドン南部の「クリスタル・パレス(Crystal Palace)」公園で、地域の祭り「ガーデン・パーティー」が開催されました。

この1日限りのフェスティバルは、2023年9月17日の10時から始まり、移動遊園地や各種イベント、出店の飲食を楽しむ人たちなどでにぎわっていましたが、なかでも屋外でするヨガは最高でした!

ボブ・マーリーとクリスタル・パレス公園の関係

この公園にはひとつ、ユニークな施設があります。池の前にあるウッドデッキは普段、近くの売店で買ったコーヒーなどのドリンクを片手にくつろぐ、市民の憩いの場となっていますが、かつてはコンサート会場として使われており、かの伝説のレゲエ・アーティスト、ボブ・マーリーが演奏した舞台でもあるんです!

近くの柱には、著名人に縁のある建物の証として「ブルー・プラーク(blue plaque)」が掛けられています。それによると、「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズが1980年6月7日に、イギリス最大級となった彼らのツアー・コンサート、ロンドンでの最終公演をここで行った」とあります。

新アルバムのリリースに伴い、ワールド・ツアー中だったボブ・マーリーは、この3ヵ月後に病に倒れ、翌年には亡くなってしまいます。その意味でも、とても貴重な施設であるこのステージ跡。

現代の「ガーデン・パーティー」に出ているブース
現代の「ガーデン・パーティー」に出ているブース

余談ですが、今回のフェス名「ガーデン・パーティー」とは、ボブ・マーリーのほかにもピンク・フロイドやエルトン・ジョンといったそうそうたるアーティストが、1970年代から80年代にかけてこのクリスタル・パレス・ボウルで行った野外コンサートを指します(出典:“Welcome to the Concert Bowl.” Crystal Palace Bowl.)。

スキンシップいっぱい。親子で朝ヨガ

この日はそんな由緒ある場所で、なんと無料のヨガイベントが開かれました。10時からは親子で参加できる「ファミリー・ヨガ」。

ヨガマットも貸して貰えるので、手ぶらで飛び入り参加できちゃいます。講師のローラさんが、子供向けにアレンジしたバージョンを丁寧に教えてくれるので、小さい子でも無理なく楽しめます。

子供を親の背中やお腹に乗せてポーズをとるなど、スキンシップを通して親子の絆が深まりそうです。マットが足りず、床でする親子もいるほど大盛況でした。

大人向けヨガで充実の朝

一方、11時からあった大人向けのヨガは人数が大幅に減り、スペースを広々と使えて快適でした。参加者にはヨガウェアをバッチリ着込み、始まる前から軽くストレッチするなど、いかにも“ヨギーニ”な人も見られます。

もちろん、ファミリーヨガ同様誰でも参加できるので、ワンピース参加の人もいましたが、気恥ずかしいのかハードルが高いのか、遠巻きに眺める人が多かったです。なかには敷地外で一緒にポーズをとる人も。

ローラさんの、ときに力強く、ときに眠ってしまいそうなほど心地よい言葉に導かれてするヨガはあっという間で、朝からとても健康的で充実したひとときを過ごすことができました。

終わる頃には準備中だった屋台もすっかり開店し、お昼ご飯やドリンクを求める人、バーでカクテルやシャンパンなどお酒を楽しむ人、ピクニックをする人たちなどでますますにぎわっていました。

お祭り騒ぎでない、普段のクリスタル・パレスも気持ちがよいので、ロンドンから少し足を伸ばして、静かな「ガーデン・パーティー」会場を見るのはいかが?

◼️
クリスタル・パレス公園(Crystal Palace Park
・住所
Thicket Road, London SE20 8DT
・最寄駅
電車Crystal Palace駅、Penge West駅

筆者

イギリス特派員

パーリーメイ

2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。

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