美食の街、香港らしいイベント「Wine & Dine Festival」が5年ぶりに復活
香港は、中華料理以外でも世界中の料理が食べられる美食の街です。毎年秋に「香港美酒佳餚巡禮(2023 Hong Kong Wine & Dine Festival)」が開催してきましたが、2023年10月26日から29日までの4日間、中環(Central)にある海濱活動空間(Harbourfront Event Space)で行われることが決まりました。新型コロナウイルス前は、グルメが楽しみしていた恒例のイベントで2018年以来5年ぶりの復活開催となります。
このイベントは、有名なレストランが多数集まるほか、料理に合うワインを扱う店も多数出展しているのが特徴です。今年はブースの数が約300で、うちワインは36カ国・地域から参加します。初めてフィンランドとタイのワインが登場します。涼しいフィンランどと暑いタイ…この多彩さが香港です。また、肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワインが合うというのが定説ですが、実はそうではないケースも少なからずあるなど、料理を味わうだけでなく、知識も広げてくれるのもフェスティバルのすばらしさです。
例えば、アルゼンチンは牛肉の消費量が世界トップ3で生産量もトップ10には必ず入る常連国です。フェスティバルでは同国のビーフを使った本格バーベキューを味わえます。中華料理では料理のガイドブックの『ミシュラン』の香港・マカオ版で星をとったレストランも多数出展します。また「Tasting Theatre」という空間を作り、シェフ、バーテンダー、バリスタなどがここでワークショップなどを開催するイベントも行われます。会場以外でも、蘭桂坊(Lan Kwai Fong)ではこのイベントに合わせて期間限定メニューなども味わえます。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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