【イタリア】ボローニャのスーパー・PAMで買える!プチプラなイタリアワイン

公開日 : 2023年08月16日
最終更新 :
筆者 : 望月 唯

「何か日本にワインのお土産を買いたい。でもあまり予算がない…」
「あんまりにも安くてまずいのは嫌だ!」
そんな風にお悩みではないでしょうか。
そこで、ボローニャの各地にあるスーパーPAMで安く買える美味しいワインを紹介します。
ワインにうるさいボローニャ人・マルコも納得の味です。
※店舗によって値段が異なります。

1. サンジョベーゼ

Sangiovese doc campo mezzo bio
Sangiovese doc campo mezzo bio

ボローニャ近辺で生産されている、ご当地ワインです。
1ユーロの安い紙パックのワインでも売られていますが、やはり美味しさなら7.00ユーロ(約1,120円)のこちら。
有機栽培で作られています。
やや渋くて強い味の赤ワインです。
お肉料理やトマトベースのピザなどに合います。
友人の家に持って行ったら、喜ばれました。

2. ピニョレット

Pignoletto sup docg s.croce
Pignoletto sup docg s.croce

こちらもサンジョベーゼと同じく、ボローニャのご当地ワイン。
炭酸の白ワインです。
やはり生産地のだけあって2ユーロくらいの安いものもありますが、5ユーロ以上の物を選んだ方がおいしさが違うと思います。
こちらのピニョレットは6.80ユーロ。(約1,088円)
辛すぎず、飲みやすい味わいです。

3. ベルディッキオ

Verdicchio Doc Moncaro
Verdicchio Doc Moncaro

マルケ州のイェージという街周辺で生産されている白ワインです。
炭酸ではありません。
こちらも比較的安くスーパーで手に入ります。
おすすめなのは4.7ユーロ(約752円)のこちらのワイン。
クセがなく、飲みやすい味わいだと思います。
魚料理に限定せず、パスタなどと組み合わせても美味しいです。
白ワインが苦手という方にもおすすめ。

4. グレーコ・ディ・トゥーフォ

Greco di Tufo
Greco di Tufo

こちらもベルディッキオと同じく、白の炭酸ではないワインです。
ギリシャから伝わってきたとされるワインで、古代品種のグレコを使用しています。
古代ローマ時代から存在しているワインなので、お土産として話題性にもぴったりではないでしょうか。
価格は5.40ユーロとお手軽。(864円)
やや黄色く、フルーツの香りがします。
ベルディッキオよりも深い味わいなため、より魚料理に合う白ワインをお求めな方におすすめです。

おまけ・おいしいリモンチェッロの見分け方

ボトルの裏面を見ると、度数が記載されています。
ボトルの裏面を見ると、度数が記載されています。

リモンチェッロとは、レモンのリキュールです。
食後のお酒として飲まれています。
スーパーでもさまざまな値段で販売されていて、どれがいいのか迷いがち。
美味しいものを選ぶには、ズバリ度数が大切です。
値段が高くても、度数が30%以下のものは選ばない方がベターだそうです。
水分が多くて薄いのだとか。

こちらは6.8ユーロとお手軽価格のリモンチェッロですが、アルコール度数30%です。

イタリアでお酒を楽しもう

今回紹介した以外にも、パルマの方で生産されている赤い炭酸ワインのランブルスコや、ベネトの白い炭酸ワインのプロセッコなど、多くのものがスーパーで売られています。
たくさん売られているので、また美味しいものを見つけたらお知らせします。
今回のレポートが参考になれば嬉しいです。

お知らせ

1月にマルコと一緒に日本へ約5年振りに帰国いたします。
2024年1月9日(火)~18日(木)まで日本で個人レッスンをしておりますので、ぜひイタリア人ピアニストと勉強したい方はぜひ、X・旧Twitterをチェックしてください!

また、2024年1月11日に横浜市の「岩間市民プラザ」にて、マルコと初のデュオリサイタルを19時より行います。
また詳細をお知らせさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
つい先日、火事の被害に遭ったボローニャの教会のチャリティーコンサートを行おうと計画中です。
※動画は教会での練習風景(現在は火事により屋根がなくなった関係で入れなくなっています)。筆者撮影。

筆者

イタリア特派員

望月 唯

ボローニャ在住のメゾソプラノ歌手です。ボローニャ生まれのピアニスト・マルコと一緒にボローニャの歴史や裏話を紹介します。

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