地震と熱波が話題となった10月第3週目。サンフランシスコの様子
温暖な天候が続くサンフランシスコ、10月18日に北カリフォルニアに地震が発生し、スマホに緊急アラートが出される事態となりました。また18日と19日は熱波の影響で暑い日となりました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。
北カリフォルニアでマグニチュード4.2の地震が発生
10月18日、米国地質調査所の速報データによると、サクラメント郡でマグニチュード4.2の地震が発生しました。午前9時29分に発生した地震の震源地は、アイルトン付近。同時にサンフランシスコでもスマホの緊急時アラートが届きましたが、特に揺れを感じることはありませんでした。
ただし、サンフランシスコ北のマリーナ地区では、揺れを確認できたことから、震源地に近い地震だったと言えます。この地震による大きな被害はレポートされておらず、ベイエリアBARTの一部の列車は地震の影響で一時的に停止したとのことですが、すぐに運行を再開しています。
高気圧による熱波で最高気温が予報
10月19日、サンフランシスコ湾沿いの地域では水温が80度まで上がり、暑い日となることが予想されています。今週は高気圧に覆われるため、日没後も気温が高く、沿岸部では暖かい夜が予想されています。気温は内陸部から沿岸部まで上昇し、ハーフムーンベイは80度半ば、サンフランシスコとオークランドは90度前半、サンタローザとサンノゼは90度半ばとなる予報です。日中の最高気温の記録は更新される見込みであると同時に、木曜日はSpare the Air警報(大気汚染)が発令されています。
サンフランシスコに関しては、朝の気温は60度を超え、ツインピークスとマウント・デビッドソンでは日の出前に70度に達しています。レイクショア、リッチモンド、サンセット地区では日中の最高気温は80度半ばから後半まで上がるとの予報。ノエバレー、カストロ、ミッション地区では90度前半、ダウンタウンの予想最高気温は92度で、日中の90度記録を更新するとされています。
ベイエリア今週末のイベント
今週末は金曜日にベイビュー近くにあるJerry Garcia Amphitheaterで無料のサンダウンシネマが上演されます。今回上演されるのは1984年に公開されたゴーストバスターズです。
10月20日から22日まで、インド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ブータン、ネパール、チベット、アフガニスタンなど、南アジアの文化に興味のある人には見逃せないSouth Asian Film Festivalがあります。ドキュメンタリーからボリウッドまで、ロキシー・シアターとカストロ・シアターで3日間にわたって上映されます。
10月21日は、サンフランシスコ市内のポトレロヒル地区で、Potrero Hill Festivalが10時から4時まで開催されます。場所は20thストリートのミズーリとウィスコンシンの間で、ライブ・エンターテイメント、屋台、バウンシー・ハウス、ふれあい動物園など家族全員で楽しめます。
最後に
このコラムを書いている2023年10月19日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコの陽性率は4%。先週とほぼ変化はありませんが、カリフォルニア州の平均陽性率は7%で、こちらも先月の13.7%と比較するとほぼ半分に減少しています。これからインフルエンザが流行しだすと同時に、再度数値が変化するのか、今後もレポートします。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
Katie M
18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。
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