スペインの美しい通り7選

公開日 : 2023年10月21日
最終更新 :

スペインの魅力を発信するFascinating Spainいう英文WEBサイトに、『スペインの美しい7つの通り』という記事を見つけました。どこが紹介されているのか見たところ、

◆マラガのマルケス・デ・ラリオス通り(Calle Marqués de Larios)
◆バルセロナのパセオ・デ・グラシア(Paseo de Gracia)
◆マドリードのグラン・ビア(Gran Vía)
◆カンタブリア県カルテスのカミノ・レアル(Calle Camino Real)
◆セビージャのベティス通り(Calle Betis)
◆グラナダのダロ通り(Carrera del Darro)
◆シウダ・レアル県ビジャヌエバ・デ・ロス・インファンテスのセルバンテス通り(Calle Cervantes)

が選ばれていました。

カルテスのカミノ・レアル通りとビジャヌエバ・デ・ロス・インファンテスのセルバンテス通り以外は私も知っています。

バルセロナのパセオ・デ・グラシアとマドリードのグラン・ビアは素晴らしい建物が並んでいるのですが、大通りなので”美しい通り”だと意識したことがありませんでした。今から20数年前にマラガに1か月ほど滞在していたのでマルケス・デ・ラリオス通りはよく通りましたが、そこまで美しいと感じていませんでした(この通りが好きな方、ごめんなさい)。

ガウディのカサ・ミラから見下ろしたパセオ・デ・グラシア
この通りには同じくガウディのカサ・バトリョもある
ガウディのカサ・ミラから見下ろしたパセオ・デ・グラシア
この通りには同じくガウディのカサ・バトリョもある

セビージャのベティス通りは住みたいと思ったことがあります。美しい通りというよりも、グアダルキビール川沿いにあるというロケーションで、川越しに見る闘牛場や黄金の塔、大聖堂を望む景色がすばらしいからです。でも、川の対岸から見るベティス通りは確かに人を惹きつけるものがありますね。宝くじが当たったら、この通りにアパートを買いたい(笑)!!

対岸から臨む夕暮れ時のベティス通り
対岸から臨む夕暮れ時のベティス通り

グラナダのダロ通りに関しては、異論なく‟美しい通り”だと心から思います。アルハンブラ宮殿のある丘とアルバイシンの丘にはさまれた谷間にある狭い通りなのですが、小さなダロ川が流れ歴史を感じる建物が並び憂いがあり、なんとも趣を感じる大好きな通りです。

石畳も趣のあるダロ通り。写真左手の丘の上にはアルハンブラ宮殿がそびえる
石畳も趣のあるダロ通り。写真左手の丘の上にはアルハンブラ宮殿がそびえる
ダロ通りはこの左側からはじまる
ダロ通りはこの左側からはじまる

スペインで好きな道ベスト5を挙げてくださと言われたら、私はどの通りを選ぶか考えてみました。グラナダのダロ通りを入れることは間違いないのですが、あとはどこにするかしら・・・。バルセロナ大聖堂の真横のビスベ通り(Carrer del Bisbe)も趣がありますよね。通りという概念ではなく、好きな広場とか好きな界隈ならあれこれ浮かぶのですが、‟美しい通り”となると難しいです。

既にスペインに来たことがある皆さまは、“美しい通り”と言われたらどこの名前をあげますか? まだ来たことがない方は、お越しの際にはぜひ”美しい通り”を探してみてください。

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

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