憧れの「海街暮らし」を江の島で体験!

公開日 : 2023年08月17日
最終更新 :

昨年仲のいい友人が江の島に移住。海に近い一軒家でシェアハウスをしているということで「夏に長期で遊びに行かせて!」という話を以前からしていました。8 月初旬夏、真っ盛りの時期に、海と食とアクティビティ、そしてリフレッシュしながら仕事をするアクティブなワーケーションを堪能してきました。

今回の目的、行き先、事前準備

私自身今は都内に住んでいますが、生まれと育ちは群馬県。群馬県は海なし県ということもあってか(?)昔から海には並々ならぬ憧れがありました。もちろん友人が江の島に住んでいるからというのは大きいですが、「海街に暮らすという憧れを体験できる!」というのも今回この場所をワーケーション先に選んだ理由の 1 つです。

また、私の仕事は自営業で、アートを活用したオンラインの企業研修講師や個人コーチ、そしてマーケティング・商品開発の受託をメインに行っています。基本的にリモートで行える仕事が多いので、ワーケーションも迷わず決められました。

江の島に滞在したのは日曜夜から木曜まで。祝日だった木曜日以外は仕事の予定もしっかり入っていたので、限られた時間の中で仕事も海街暮らしも欲張って満喫しようと思っていました。
また私は海産物が大好きなので、地元の食を堪能するということも今回のワーケーションでは楽しみにしていました。

  1. 海の近くの一軒家で憧れの海街暮らしを体験する
  2. 仕事も遊びも両方を予定に詰め込む
  3. 仕事が休みの日は海のアクティビティもとことん楽しみたい
  4. 地元の食、海の幸を堪能する

ワーケーション日程

今回の日程:8 月 7 日(日)~8 月 11 日(木) 4 泊 5 日

滞在プランの詳細

1日目(日曜日/休日) 友人宅へ⇒近所の海鮮居酒屋で飲み

この日は夕方友人宅へ到着。家に荷物を置かせてもらった後に、友人と江の島まで送ってくれた夫と 3 人で歩いて近所の海鮮居酒屋へ。
早速、しらす!マグロ!ハモの卵!とすべての料理がおいしくて感激しました。「近所にこんな居酒屋さんがあったら通っちゃうな~」とテンション上がりつつ、この日は深酒しないようにして帰宅しました。
友人宅に帰った後、家のルールや備品の場所等を教えてもらい 12 時頃には布団に入りました。広い畳の部屋を二間お借りしたのですが、初日の夜はなんだか緊張したのかなかなか寝付けませんでした。

2日目(月曜日/仕事) 仕事⇒海辺散歩⇒海鮮丼屋さんで朝食⇒仕事⇒近所で刺身定食ランチ⇒仕事⇒ 海辺夕焼け⇒散歩・軽めの夕飯⇒仕事

早朝、家のすぐ脇を通る江ノ電の始発が動き出す気配を感じ、早速非日常を味わいました。その後 7 時頃に起床し一仕事(個人会員様向けのアートセッション)を終えた後に、海の方へ散歩に出かけました。徒歩 10 分もしないうちに真っ青な海と空が見えてきました。江の島って都内からアクセスはいいですが、なかなか朝一に来ることがないので、この朝の海と空を見られただけでまずは大満足。

また旅先では、おいしい朝ご飯を食べることがお楽しみの一つ。前夜のうちに調べておいた海辺の海鮮丼屋さんに入りました。週末は朝から行列ができるお店だそうですが、この日は平日だからか待たずにテラス席に座れました。ラッキー!

10 時からミーティングが入っていたので、友人宅に戻り本格的にお仕事開始です。15 時前にキリが一度ついたので、近所を散歩がてら遅めのランチのお店を探しに。
近くの定食屋さんで刺身定食を食べましたが、これがまた絶品…!

その後 18 頃まで仕事をした後、夕焼けを見たいなと思い江の島の海辺へ繰り出しました。少し雲と風がありましたが、都内では見られないような美しい景色が見られました。

外で軽く夕食を済ませた後、夜も一件ミーティングに参加。この日はお仕事をかなりガッツリしつつも、空き時間で海と食を楽しみました

3 日目(火曜日/仕事) 江ノ電で七里ガ浜へ⇒カフェで朝食⇒コワーキングで仕事⇒稲村ケ崎温泉⇒仕事⇒近所のイタリアン⇒ワインバー

7 時過ぎに起床。この日は朝から七里ガ浜にある朝食が有名なカフェに行こうと決めていました。江ノ電に乗って鎌倉高校前で下車。地元の高校生が多く下車する様子を眺めつつ、海街の日常を感じてなんだかホクホクした気分に。
そこから一駅分海を眺めながら歩いてカフェに向かいました。
少しだけ待ちましたが、無事素敵な店内でおしゃれな朝食を優雅に頂き大満足。

この日も 10 時過ぎからミーティングの予定があったので、前夜に調べておいた一駅先の稲村ケ崎駅近くのコワーキングスペースへ歩いて向かうことに。
ドロップインでも個室が借りられて、ミーティングもストレスフリーに行えました。しかも個室には休憩できる簡易ベッドまであってとっても快適。

朝ご飯を食べすぎたのでお昼は抜き 16 時まで仕事をした後、近くの稲村ケ崎温泉へ行きました。私には少々サウナの熱さが足りなかったのですが、「仕事後のお風呂って最高!」という気持ちを味わいながらゆっくり湯船につかりました。
18 時からの仕事の予定に間に合うよう友人宅へ戻り一仕事。
夜は一緒にご飯を食べようということになり、友人おススメの近くのイタリアンへいきました。地物のタコを使ったマリネなど、またしてもどれも絶品でした。

2 件目からはシェアハウスの家主も合流し、ワインバーでしっぽり。江の島の夜を堪能できた夜でした

4日目(水曜日/仕事) 江の島散策⇒カフェ⇒仕事⇒シーサイドサウナ⇒海辺の公園でチル⇒中華で夕食

7 時過ぎに起床。友人が「江の島に行ったら裏側の〈岩屋〉まで行くといい」と話していたのが気になり、この日は朝から江の島探索へ。
朝食のコンビニおにぎりを頬張りつつ歩いて江の島へ向かいました。道中右手には大きな富士山がくっきり!うれしくなって道すがら富士山の写真ばかり撮っていました。

朝から暑かったので、可能なところは体力省エネしようということで、この日一番乗りのエスカー(江の島にのぼるためのエスカレーター)に乗って上へ向かいます。
朝一の江の島は人が少なくて本当に快適。友人が進めてくれた〈岩屋〉までは案外距離がありましたが、知らない江の島を探索している気分でワクワクしました。

朝から汗だくになってしまったので、帰りも一部バスを使って省エネ。家の近くのカフェで涼んだのち、10 時から家に戻ってお仕事スタート。
15 時頃に仕事のキリをつけ、この旅 2 回目のしらす丼で腹ごしらえ。昨日のサウナのリベンジをすべく、江の島のビーチで夏季限定開催されている「シーサイドサウナ」へ向かいました。お一人さま利用でしたが、他のサウナーの方や店主とおしゃべりを楽しみつつ激熱サウナを 2 時間堪能。

そのままもう少し海風を感じていたくなったので 、サウナ後はコンビニでレモンサワーとチーズを買って海辺の公園で一人チル。最高のととのいタイムでした。

翌日は早朝から釣りの予定を入れていたので、仕事から帰宅した友人と近場の中華でライトに夕ご飯。翌日の準備をして早めに就寝しました

5日目(木曜日/休日) 海釣り⇒ラーメンランチ⇒海辺散歩⇒カフェ⇒料理をして魚パーティー

最終日は 5 時起床。都内から夫も合流して友人と 3 人で海釣りへ。
朝は早かったですが、船の出航場所も家から徒歩 10 分の距離ということで助かりました。

海釣りは 2 回目の経験でしたが、お天気も良く風も少しあったので暑すぎず最高の釣り日和でした。海の上から見えた富士山もとてもきれいで印象的。
5 時間半の釣りの成果としては、鯖ばかり大漁になってしまいましたが、同じ船に乗っていた釣りのベテランさんが太刀魚も譲ってくれてハッピーです。

その後友人宅に帰り釣った魚を捌いた後、さらに別の友人 1 人が都内から合流。
これまたおススメの近所の魚介出汁のきいた冷製ラーメンを食べた後、海辺を散歩しまし
た。
ハワイアンカフェでリゾート気分を味わったりして、休日の江の島は平日とはまた違って
陽気で元気な雰囲気でした。

夕方からは家に戻って、お料理タイムスタート。釣ってきた魚を使ってみんなで鯖の煮付、
塩焼き、フリット、太刀魚のお刺身など調理して魚パーティーをしました。

早起きして、釣って、捌いて、料理して、なかなかタフな一日ではありましたが、普段では味わえない非日常アクティビティ、とても充実した時間でした。
ちなみに江の島から自宅までの帰路は一同疲れて、湘南新宿ラインのグリーン車で帰りました。笑

まとめ

こうして改めて振り返ってみると海街暮らしを大満喫した一方、しっかり仕事もしたなという印象を受けました。私は日中ミーティングや研修業、個別セッションなどが入ることが多いので、朝・夕方以降の時間と隙間時間を余すことなく有効に使えたことが、充実した 5 日間につながったのだと思います。

一方、業務内容としては取引先やクライアントさんと話すことが多いので、カフェなどでは仕事はしづらく、基本的に仕事場は友人宅かコワーキングスペースの個室という制約はありました。だからこそ、宿泊先からのすぐの場所に海やレストラン等魅力的な場所があったり、江ノ電の駅も近かったりという、今回の場所のようなアクセスの良さが私のワーケーションには大事な要素だなと改めて感じました。

ワーケーションの間は、早く仕事のキリをつけて海を見に行きたいという気持ちからか、特にデスクワークは普段よりも効率よく集中して取り組めていたような気がします。今回ワーケーションをしていることはミーティングを行った取引先やクライアントさんにはあえてお伝えしませんでしたが、通信環境も整っていたので、特に気づかれずいつも通りの仕事ができました。「今江の島にいるだ!」と伝えた会社の仲間からは、羨ましがられました。笑

もう一つ副次的な良さとして、ワーケーションから帰ってきた後に無性に家をスッキリ片付けたくなり大断捨離を行いました。どうやら 5 日間、小さなスーツケース 1 つで暮らしを満喫したことで、ミニマルに生活することの良さを私自身実感したようです。(片付けが得意ではない私にはめちゃめちゃ良い変化でした!)実は割と最近まで一人旅が苦手だったのですが、今回改めて一人旅、一人ワーケーションにはまりそうだなと思いました。仕事をしつつ、空き時間で計画を立てて冒険する楽しさ。そして、都心ではなかなか見られない自然の景色に、ぱっとアクセスできる暮らしはやみつきになりそうです。
ちなみに、今回江の島でのワーケーションの様子をこまめに Instagram のストーリーにあげていたら、横須賀に住む友人から「うちにステイしていいから今度は横須賀にワーケーションにおいでよ」とお誘いをもらったので、ぜひ近々次の予定も立てたいと思います

交通費
約3000円(都内~江の島往復、江ノ電、バス)
宿泊
無料(4 泊、友人宅のため)
食費
約2万5000円
雑費
約7500円(釣り)、4000(コワーキングスペース利用)

取材:鎌田奈那美(30 代)

筆者

地球の歩き方ワーケーション・ラボ

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