【サンフランシスコ】ベイエリアバックロード(12)サン・ラファエル ミッション

公開日 : 2023年11月02日
最終更新 :

カリフォルニアは、1848年に終わったメキシコとの戦争でアメリカ領となるまでは、スペイン(のちにメキシコ)の植民地でした。
スペインは、メキシコを植民地化し、太平洋まで達すると北上してカリフォルニアを植民地化しています。
植民地の拡大にあたっては、キリスト教の伝道所(ミッション)を建て、周囲の原住民をキリスト教に改宗させて労働力として活用する方法をとっていました。
カリフォルニアの最初のミッションは、メキシコ国境のサンディエゴで、その後北上しながら全部で21か所のミッションを建立しています。
20番目のサンラファエルミッションを訪問してきたのでご紹介します。

ミッション Mission San Rafael Arcangel
ミッション Mission San Rafael Arcangel

San Rafaelは、サンフランシスコの北、ゴールデンゲートブリッジを渡って30分ほどの所にあります。
サンラファエルミッション(Mission San Rafael Arcangel)は、1817年にサンフランシスコミッション(Mission San Francisco de Asis)の分院として建設され、原住民の病気治療のための施設として利用されていました。その後拡張され1822年に正式にミッション(伝道所)とされました。

サンラファエルミッションの内部
サンラファエルミッションの内部

その後荒廃していましたが、1949年に当時を再現する形で再建されています。
隣にギフトショップが併設されていますが、週末は営業していません。

行き方

サンフランシスコのSalesforce Transit CenterのPlatform AからGOldenGate Transitのサンラファエル行の150番バスで終点まで(所要73分)いき、そこから徒歩12分です。運賃は10ドル。

筆者

特派員

テッド@サンフランシスコ

2000年よりサンフランシスコ近郊で生活。定年後はサンフランシスコを起点に日本からの訪問者のご案内をしています。

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