「桃鉄」シリーズ最新作は“世界”が舞台!ジョージア駐日大使が東京→首都トビリシを目指して先行プレイ!

公開日 : 2023年11月15日
最終更新 :

2023年11月16日発売の「桃太郎電鉄」シリーズ待望の新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』(コナミデジタルエンタテインメント)。発売に先駆けて、駐日ジョージア大使館のティムラズ・レジャバ大使による先行プレイが実現!「地球の歩き方」スタッフも参加し、白熱した対戦の様子をレポートします。

ジョージア駐日大使も夢中になった「桃鉄」シリーズ

指名した他の社長さんひとりを招待できる「秘境探検カード」
指名した他の社長さんひとりを招待できる「秘境探検カード」

「桃太郎電鉄」(以下、桃鉄)シリーズの誕生は1988年。プレイヤーが会社の社長となって、日本各地を巡りながら物件を買い集め、総資産ナンバーワンを目指すというすごろくゲームで、ファミリーコンピュータ向けに第1作目が登場して以来、幅広い層に愛されています。2020年に発売された『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が記憶に新しい人も多いでしょう。

最新作となるNintendo Switch™用ソフト『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』はそのタイトルどおり、全世界が舞台ということもあり、桃鉄シリーズ初の球体マップが大きな特徴のひとつ。また、進行系カードが飛行機になっているという点に加えて、「秘境探検カード」や「地球の裏側カード」などワールドならではの新要素が盛りだくさんなので、桃鉄シリーズ未体験という海外旅行好きにもきっと楽しんでもらえるはずです。

ジョージアの民族衣装「チョハ」で対戦に臨んだ大使と桃太郎
ジョージアの民族衣装「チョハ」で対戦に臨んだ大使と桃太郎

そんな最新作をプレイするのは、駐日ジョージア大使館のティムラズ・レジャバ大使。日本で暮らしていた小中学生時代から、桃鉄好きの友達や弟と一緒になって遊んでいたと語り、2022年には家族と一緒に桃鉄を楽しんでいる様子をSNSにアップしたことも話題を集めました。今回も新作が発表されたタイミングで弟から連絡をもらったそうで、発売を楽しみにしていたということです。

もちろんマップにはジョージアも登場。体験プレイには、この日が桃鉄初体験という駐日ジョージア大使館 専門分析官のダビド・ゴギナシュヴィリ博士と「地球の歩き方」を代表して曽我が参加し、3人で東京からジョージアの首都である「トビリシ」を目指すことになりました。

結果はいかに!?大使vs博士vs地球の歩き方の3人対戦でプレイ

ゴールの瞬間、思わずガッツポーズが出たレジャバ大使
ゴールの瞬間、思わずガッツポーズが出たレジャバ大使

持ち金は3億円、初期カードなしというルールのもとスタートした対戦。最初のターンは偶然にも3人とも同じ目が出て、日本に留まるというのんびりした展開で進んでいくと思われましたが、さすがは経験者のレジャバ大使。序盤で「エンジェルカード」を筆頭に、「うんちカード」や「☆飛びカード」などを次々と獲得しながら、ゲームをリードしていきました。ダヴィド博士に操作方法を教える場面もあり、桃鉄に慣れている様子がうかがえます。

ゴギナシュヴィリ博士はサイコロの目が毎ターン「1」続きという珍しい現象が起きながらも、沖縄訪問時にハマったというソーキそば屋の物件を購入するなど、興味のある地域や物件をチェックしながら進行。一方で、曽我も広大な中国国内をマイペースに移動しながら、さまざまな物件を購入。その後、サイコロ3つを転がして移動できる「双発プロペラカード」を活用したレジャバ大使に、まさかの3つとも「6」の目が出るという展開が起こり、どんどん差をつけた結果、トビリシにいちばん乗りで到着!トビリシの物件を複数購入することに成功しました。

目的地のトビリシ駅に到着!
目的地のトビリシ駅に到着!

プレイ後に感想を聞かれたレジャバ大使からは、「ワクワクした!ジョージアが桃鉄の地図上にあってうれしかった」との第一声が。普段から「ジョージアってどこにあるの?」と聞かれることが多いという大使。桃鉄最新作があれば楽しくプレイしながらジョージアの場所や特産品を学べて、まさに「かゆいところに手が届く!」と今作の魅力をたっぷりアピール。

ゴギナシュヴィリ博士からも「トビリシにたどり着くまでやり続けます!」という熱い言葉が飛び出し、すっかり桃鉄の世界を満喫した模様。ちなみに、曽我からは「大使が強すぎた……(苦笑)」という反省の弁が聞こえてきました。

ワインから観光スポットまで……ジョージア名物を大使が紹介!

シュクメルリ屋はなんと収益率200%……!
シュクメルリ屋はなんと収益率200%……!

プレイ終了後は、トビリシで購入できる物件について大使が紹介。「物件のトップに出てきてうれしい」と大使が語ったのは、8000年の歴史があるというジョージアワイン屋とブドウ農園。ジョージアはワインの発祥の地ともいわれているだけあって、親戚のなかで誰かしらはワインを作っているのではないか、というほど身近なものだそう。特にジョージアの東部はワイナリーやブドウ農園が広がっていて、ブドウの木はジョージアの象徴的な存在。最近では日本でもジョージアワインを扱うショップやレストランが増えてきているそう。和食との組み合わせも◎とのことなので、気になった人はぜひチェックしてみてください。

「シュクメルリ」もジョージアといえば外せない名物のひとつ。大使がSNSで松屋のメニュー「シュクメルリ鍋定食」について発信していたことで、その存在を知ったという人も多いのでは?「にんにくが効いてインパクトがあるが、乳製品のまろやかさと旨味も感じられ、鶏肉とのバランスが最高」と魅力を語る大使の解説を聞いてしまったら、食べたくなること間違いなし。元々は日本の豚汁的存在で、本来は頻繁に食べる料理ではないというが、ゴギナシュヴィリ博士はレシピがシンプルで作りやすいので、たまに家で作るというエピソードを教えてくれました。

民族衣装について解説するレジャバ大使
民族衣装について解説するレジャバ大使

食以外では、「要塞ロープウェイ」、ジョージアの重要産業であり品質が高い「マンガン鉱山」、「トビリシ湯治街」がラインナップ。なかでも要塞はトビリシにある「ナリカラ要塞」を指していると思われるが、リニューアルするので2億円は「お買い得!安い!」と大使も博士も声を揃えていたのが印象的でした。また、トビリシは温泉が出ることで町として発展していったという歴史があり、そもそも「トビリシ」という名前の語源がジョージア語で「あたたかい水」という意味合いもあるのだとか。

生まれ故郷であるトビリシの町がゲーム画面に登場したことの感動を改めて実感しつつ、他国の大使との話題のきっかけにもなりそうだ、と外交官ならではの目線で語ってくれた大使。また、今作のタイトルにも入っている「希望」ということにも共鳴したという。平和な地球であってほしい、そして文化が自由に楽しめる世界になってほしいという大使の願いも込められた囲みインタビューとなりました。

「地球の歩き方」監修の物件やイベントも要チェック

物件駅数は366駅、物件数は2300件以上!
物件駅数は366駅、物件数は2300件以上!

発売中の『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』。今作における各地の物件やイベントは「地球の歩き方」が監修。「地球の歩き方」ガイドブック取材班がもつ膨大なネットワークを駆使して、旅行情報はもちろん、歴史や文化、産業まで多岐に渡る情報を提供しました。実際に旅行に行った人なら分かってもらえるようなネタもたくさん散りばめたので、世界は繋がっていてこんなにおもしろい!ということを詰め込んだので、各地のイベントや購入できる物件まで、ぜひ隅々まで楽しんでください!

最大4人でオンライン対戦が可能だ
最大4人でオンライン対戦が可能だ

桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~

メーカー
KONAMI
発売日
2023年11月16日
ジャンル
ボードゲーム
プレー人数
1~4人
メーカー希望小売価格
6,930円(税込)
対応機種
Nintendo Switch™

筆者

地球の歩き方観光マーケティング事業部

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