絶賛発売中の最新作「桃鉄ワールド」を駐日トンガ王国大使がプレイ!南太平洋の島々やあの伝説の大陸も紹介

公開日 : 2023年12月11日
最終更新 :

2023年11月に発売した「桃太郎電鉄」シリーズ待望の新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』は駅で購入できる物件は地球の歩き方が監修をしています。発売に先駆けて行われた駐日ジョージア大使による先行プレイに続き、今回新たに挑戦するのは南太平洋の島国「トンガ王国」のマンギシ駐日大使!「地球の歩き方」スタッフも参加した熱戦の行方はいかに――?

「桃鉄」最新作では物件駅数366駅、物件数2300件以上を網羅

かつて太平洋で繁栄していたとされるムー大陸を海底で発見!
かつて太平洋で繁栄していたとされるムー大陸を海底で発見!

1988年に誕生した「桃太郎電鉄」(コナミデジタルエンタテイメント/以下、桃鉄)シリーズは、プレイヤーが会社の社長となって、日本各地を巡りながら物件を買い集め、総資産ナンバーワンを目指すというすごろくゲーム。最新作となるNintendo Switch™用ソフト『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』はそのタイトルどおり、全世界が舞台ということもあって、桃鉄シリーズ初の球体マップが大きな特徴のひとつ。また、進行系カードが飛行機になっているという点に加えて、「秘境探検カード」や「地球の裏側カード」などワールドならではの新要素が盛りだくさんです。

発売直前にはティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使による先行プレイの様子を紹介しましたが、ジョージアや今回の目的地であるトンガといった世界中の国々はもちろん、ムー大陸やバミューダトライアングルなど、かつて存在したとされる超古代文明や未知の海域をマップ上で発見できるという遊び心ある要素も……!物件駅数は366駅あり、そのほぼすべての駅が目的地になるというだけあって、桃鉄シリーズ未体験という海外旅行好きやミステリー好きにもきっと楽しんでもらえるはずです。

「桃鉄のプレイを楽しみにしてきた」と挨拶をするマンギシ大使
「桃鉄のプレイを楽しみにしてきた」と挨拶をするマンギシ大使

今回最新作をプレイするのは、駐日トンガ王国大使館のテヴィタ・スカ・マンギシ特命全権大使。この日が桃鉄初体験だそうですが、関西の大学で学んでいたことがあり、日本のカルチャーにも精通。日本のゲームは「グラフィックとストーリー性のあるアイデアがすばらしい」といいます。プレイ中も時折日本語を交えながら、大学時代や訪れたことがある国での思い出について語ってくれました。

一緒にプレイするのは、駐日トンガ王国大使館でアドバイザーを務める鳥海りんさんと、「地球の歩き方」を代表して桃鉄経験者である曽我。3人で東京からトンガ王国の首都である「ヌクアロファ」を目指すことに。

「プロペラカード」が大活躍した3人対戦をレポート

「オ4ア2(オフォアツー)」はトンガ語で「I love you」という意味だそう
「オ4ア2(オフォアツー)」はトンガ語で「I love you」という意味だそう

持ち金は1億円、プロペラカード2枚というルールのもとスタートした対戦。最初のターンでは3人とも京都や大阪にコマを進めていきます。マンギシ大使が止まったのは京都。立命館大学と大阪大学で学び、関西に住んでいたという大使が当時いちばん楽しかったことに挙げたのは、なんと「飲み会」!日本食も好きだといい、曽我が物件を購入していた串カツやお好み焼きなどもおいしいと語っていたのが印象的でした。

収益率にも気を配りながら物件を購入していくマンギシ大使
収益率にも気を配りながら物件を購入していくマンギシ大使

2ターン目以降は全員がほぼ毎ターンごとに「プロペラカード」を使いながら、効率的にコマを進めていきます。大使は香港でワンタン麺屋、タイのチェンマイでもソーセージ屋台、カオソーイ屋台、タイシルク販売店などさまざまな物件を購入。途中でかけごとの精霊「ギャンドラー」が出現し、ギャンブル対決をする場面も。サイコロを10個振って出た目の合計を争うというもので、結果は大使が「37」、ギャンドラーが「34」で大使の勝ち!やはり大使の引きの強さを実感せずにはいられません……!

笑顔で桃鉄ワールドをプレイする大使
笑顔で桃鉄ワールドをプレイする大使

アドバイザーの鳥海さんも中国の上海や深圳、タイのチェンマイ、インドネシアのジャカルタとアジアを移動しながら、上海では小籠包屋、ジャカルタではサテ食堂を購入。マンギシ大使も鳥海さんも、タイのチェンマイでは象に乗った経験があるというエピソードを教えてくれました。

一方曽我は、途中でプロペラカードを増やしながら、カンボジアのプノンペン、インドネシア、オーストラリアへ。勝負がついたのは7ターン目。大使はトンガの近隣国、サモアのアピア港にコマを進めます。ところがその直後、「双発プロペラカード」を使った曽我が、なんといちばん乗りでヌクアロファに到着!経験者というアドバンテージを活かして、なんとか「地球の歩き方」の面目を保った!?といったところでしょうか……。

ちなみに、近い国とはいっても、南太平洋の島々というだけあって、トンガとサモア間の移動には飛行機を使うとのこと。トンガはラグビーが盛んで大使も経験者だそうですが、コマを進めたサモアもラグビーチームが強い印象を持っていると話していました。

大使の解説付き!トンガ王国で買える物件を一挙大公開

カボチャやバニラはおもに輸出用に生産しているのだそう
カボチャやバニラはおもに輸出用に生産しているのだそう

ヌクアロファで買える物件は、カボチャ畑、ココナッツ畑、バニラ畑の3種類。なんといってもトンガといえば、ココナッツ畑。トンガに降り立つと一面に広がるココナッツ畑を見ることができるといいます。カボチャとバニラは、元々現地の人々が食べるというよりも、日本などへの輸出目的で作っていたのがはじまりだそう。

トンガのココナッツ畑 ©iStock/KiraVolkov
トンガのココナッツ畑 ©iStock/KiraVolkov

「トンガ料理にはココナッツミルクがたくさん使われていて、今ではカボチャをココナッツミルクと一緒に食べることもある」とマンギシ大使が教えてくれました。また、バニラはコスメやバニラオイルなどに加工して利用されることも多く、それ以外にもトンガ現地では、「日本人の方がバニラフレーバーのさつまいも焼酎を作っているんですよ」という耳寄りな情報も。

ヌクアロファ駅ではカラフルな衣装を着た人々がお出迎え
ヌクアロファ駅ではカラフルな衣装を着た人々がお出迎え

「トンガはトロピカルな自然が多い国でエコフレンドリー。漁業と観光業、そしてラグビーが盛んです。北部と南部でも楽しめることが違うんですよ」という大使。「トンガのエリアは大きく分けると3つ。北部は山がちでホエールウォッチングができます。真ん中のエリアはビーチが美しいですし、首都のヌクアロファがある南部にはショッピングなどさまざまな施設があるので、目的や興味によっておすすめしたい場所が変わりますね」とトンガの魅力をアピール。

また、「トンガの人々はとても友好的。2023年はJICAの青年海外協力隊派遣50周年を迎え、日本にいい印象を持っている人々が多い」のだといいます。「日本の子供たちに、トンガをはじめとする太平洋の島々について学んでもらえる機会があって光栄です」とにこやかに語ってくれたマンギシ大使でした。

沈んだムー大陸を発見!?世界各地の物件も要チェック

2023年11月に発売以来、話題沸騰中の人気作!
2023年11月に発売以来、話題沸騰中の人気作!

さて、最後に気になる情報をひとつ。プレー中、海の中に沈んだムー大陸を見つけると、「トンガでは死後に行くとされる場所が3つあります。アンダーワールド、天国、そして“魂の島”に行くという考えなのですが、それがもしかしたらムー大陸だったのかもしれませんね。火山の噴火も頻繁に起こる土地柄で、あるとき陸が上がってくるということもあるんです。もしかしたら今後ムー大陸が現れる可能性もゼロではないのでは?」と語ってくれたマンギシ大使。そんなエピソードを聞いてしまったら、より想像力が掻き立てられてしまいますね……!

ムー大陸をはじめとする超古代文明の情報は、発売中の『地球の歩き方 ムー ~異世界(パラレルワールド)の歩き方~』もぜひご確認ください。

太平洋の海の中にはムー大陸が…!
太平洋の海の中にはムー大陸が…!

好評発売中の『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』。実は今作における各地の物件は、「地球の歩き方」が監修しているんです。「地球の歩き方」ガイドブック取材班がもつ膨大なネットワークを駆使して、実際に旅行に行った人ならより楽しんでもらえるような小ネタはもちろん、歴史や文化、産業まで多岐に渡る情報を提供し、参考にしていただいています。すでにプレイした方もこれからの方も、何度でもこころゆくまで楽しんでプレイしてください。

ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使による先行プレイの様子はこちら

最大4人でオンライン対戦も可能なのがうれしい
最大4人でオンライン対戦も可能なのがうれしい
メーカー
KONAMI
発売日
2023年11月16日
ジャンル
ボードゲーム
プレー人数
1~4人
メーカー希望小売価格
6,930円(税込)
対応機種
Nintendo Switch™

テキスト&写真:水野千尋(ART LOVE MUSIC)
ディレクション:曽我将良

画像提供:コナミデジタルエンタテインメント
©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

筆者

地球の歩き方観光マーケティング事業部

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