ディープなオーストラリア旅行はレンタカーと現地ツアーを使いこなす!保険加入もお忘れなく

公開日 : 2024年03月18日
最終更新 :

日本の国土の約20倍という広さがあるオーストラリアでは、エリアによって気候や観光の見どころが異なります。日本からツアーに参加するとメジャーな都市や観光施設は訪れることができますがそれはまだオーストラリアの魅力のほんの一握りです。

個人手配の旅行や現地での滞在時間が長くとれる旅行の場合はレンタカーを利用したり、現地発着のツアーに参加するとメジャーどころ+αの魅力を発見できよりディープな旅行を楽しむことができます。本記事ではオーストラリアのレンタカー事情やおすすめの現地発着ツアー、事前の加入で道中も安心な海外旅行保険を紹介します。

オーストラリアのレンタカー事情

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先述した通り広大な国土を誇るオーストラリアは、主要都市間がとても離れていて、例えばケアンズ~ゴールドコースト間は約1800km、ゴールドコースト~シドニー間で約900kmあります。東京~大阪間で約500kmと考えると、オーストラリアでは各主要都市間の車移動はあまり現実的ではありません。

そのため、オーストラリアでレンタカーを利用する場合は観光拠点にする都市を予め決めてその周辺をレンタカーで観光することをおすすめします。オーストラリアの場合、都市周辺に見どころがあっても公共交通機関が行き届いていない場合が多いためレンタカーを利用するとアクセスがとても便利です。さらにオーストラリアは日本と同じ左ハンドルで交通法規も似ているため日本人にとってはレンタカーを利用しやすい国のひとつといえます。

オーストラリアでレンタカーを借りる場合、通常は25歳以上でないと借りることができません。一部の中小レンタカー会社や大手のパッケージシステムを日本で購入する場合などは21歳以上で利用可能な場合があるようですが、21歳未満はオーストラリアの保険の関係上レンタカーを借りることはできません。詳しくは事前にレンタカー会社に問い合わせましょう。

個人では手配が難しいアクティビティは現地ツアーで

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海、熱帯雨林、山や渓谷、砂漠などの自然が豊かでアクティビティの宝庫であるオーストラリアでは現地発着のツアーが目白押しです。個人ではなかなか手配ができない熱気球の遊覧飛行や1日かけてまわるグレートオーシャンロード、ラクダで巡るウルルやカタジュタなど、日本の会社が催行するツアーであれば日本語ガイド付きのツアーもあるので英語に自信がない方でも安心してツアーを楽しめます。

筆者自身、エアーズロックで英語ガイドのツアーに参加したことがありますが、日本人参加者に合わせて英語をゆっくりと分かりやすく話してくれるわけではないため、途中で集中力が切れてしまい見どころの説明が頭に入ってこなかったということがありました。そのため個人的には現地に精通している日本語ガイドの方から日本語で説明を受けた方が理解が深まりより楽しむことができます。

現地ツアーは催行時間が数時間のものからシドニー発着でウルルに行く2泊3日のツアーなど予算や時間に合わせて旅行に組み込むことができるのも魅力です。各ツアーの体験談も載っているので、好みのツアーに参加してみましょう!

もしもの事態に備えて海外旅行保険の加入がおすすめ

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オーストラリアは安全な国ですが軽犯罪や予期せぬ事故に遭ったり、日本とは違う環境に身を置くため体調を崩してしまう場合もあるかもしれません。

実際、オーストラリアは日差しが強く季節によっては重度の日焼けや熱中症を引き起こすなどのリスクもあります。海外の診察費は実費精算となるため、海外旅行保険に加入していないと高額な医療費を請求されます。

せっかくの楽しい旅行で悲しい思い出を作らないためにも、「転ばぬ先の杖」で海外旅行保険の加入を強くおすすめします。

オーストラリアで困ったときのお助けサービス、TIS

英語があまり得意ではないという方向けにオーストラリア連邦政府では翻訳・通訳サービスTIS(Translating & Interpreting Service)を提供しています。(電話番号:13-14-50)
年中無休で24時間対応しているのでとても心強いサービスで、緊急時や病院に連絡が必要な際に電話口で「ジャパニーズ、プリーズ」と告げれば日本語通訳者が対応してくれます。例えば、医師と患者、通訳の3社で通話をしながら問診や応急処置を日本語で聞くことができます。

オーストラリアの最新安全情報(外務省)

オーストラリアの治安については、外務省が提供する以下の最新安全情報も合わせてご覧ください。

筆者

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