【サンフランシスコ】ベイエリア バックロード(16) ミッション・サン アントニオ
カリフォルニア州がスペインの植民地だった18世紀に、スペインによって建設されたキリスト教の伝道所(ミッション)の紹介です。今回訪問したのは、1771年にフニペロ・セラ神父により建立されたサンアントニオ デ パドゥア(San Antonio de Padua)です。21あるミッションの3番目に建立されました。
ミッション サンアントニオの歴史
ミッションサンアントニオは、1771年7月14日にカリフォルニアでの3番目のミッションとして建立されました。
このミッションは、最寄りの幹線道路から遠隔地にあるため、当時の遺物が良く保存されています。
また、ミッションは米陸軍の基地に隣接しており、前回訪問時は身分証明書などの提示が求められたのですが、最近基地を迂回する道路が出来、訪問が容易になりました。
チャペル
ミッションの左側にはチャペルが再建されています。ファザードの部分は1821年に建設されたものです。
チャペルは今もミサで使われています。訪問した時はリトリートで訪れた人たちが祈りをささげていました。
博物館
再建されたミッションの建物は博物館になっています。$5の寄付で見ることができます。ワイン作りの施設などが残っていました。
中庭
中庭も再現されています。当時のブドウの木が今も生きています。
外の遺構
遠隔地で開発が行われなかったこともあり、当時の遺構が良く保存されています。
ミッション サンアントニオへの行き方
ミッションサンアントニオは、最寄りの町が北東に40Km離れたKing Cityです。公共交通機関で訪問するのは難しいです。訪問されるときはレンタカーをご利用ください。軍基地を迂回する道が出来たので、以前に比べて楽に行けるようになりました。
ご依頼いただければ、サンフランシスコから日帰りでご案内可能です。往復で350マイルほどです。途中サリナスでスタインベックの博物館・生家への立ち寄りも可能です。モントレー・カーメルと合わせて訪問される場合は、モントレーなどで宿泊がお勧めです。お気軽にお問合せ下さい。
筆者
特派員
テッド@サンフランシスコ
2000年よりサンフランシスコ近郊で生活。定年後はサンフランシスコを起点に日本からの訪問者のご案内をしています。
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