エストニアで気をつけたい交通のこと(その4)
Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)
今回もエストニアの交通についてです^ ^横断歩道について書きたいと思います。
エストニアは日本より横断歩道のところに信号が付いていないことが多く、またせっかく信号が設置されていても早朝深夜は消灯(?)(点滅もしていない)していることも多いです。なので信号頼みは少なく、車に自分の存在を気づいてもらってそして道を譲ってもらってから道路を渡ることが基本です。
交通ルールは日本と同様で歩行者優先なので、車はすぐに止まってくれます。私の感覚では日本より歩行者が強い(つまりエストニアでは車がすぐに止まる)です。「私ってモーゼだったんだっけ?」というくらい、何車線でもトラムでもピタッと止まってくれます。←私はモーゼではないので恐縮しきりです。
それに慣れているとたまに見かけてびっくりするのが、横断歩道のないところでの横断では歩行者がやや弱い(車が気づきにくい?)ことです。また、横断歩道の斜め渡り(横断歩道から1メートルくらいズレたところから横断歩道をやや斜めに渡りつつ、また横断歩道からズレる形で歩道へ上がる)のもとっても危険(車の人が驚いて急ブレーキをかけることも!)です。
エストニアで道を横断するときは「横断歩道のところだけをきちんと渡ること」を強くオススメいたします。エストニアの子ども達もその点をきちんとしつけられているので、安全性に加えて大人として恥ずかしくないふるまいをしたいところです^ ^
また、前述の通りトラムより歩行者が優先されているので、トラムを不用意に止めないよう(信号も横断歩道もなくても、歩行者横断標識があるところに人が立っているとトラムは止まります)お気をつけください(←エストニアに来ればわかります^ ^「あ、間違ってトラムを止めてしまった(汗)」はあるあるです)。
今月は4回にわたってエストニアの交通について書いてみました。先に少し知っているだけでとても安全になるのでもしよかったら心に留めておいてもらえたらと思います^ ^
ではまた☆
筆者
エストニア特派員
Chisato
エストニアのいいところ、エストニアならではのこと、日本とエストニアの似ているところ、違うところなどをご紹介したいと思っています。
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