ハワイ・タイ・韓国のスターバックス!各国のオリジナルメニューを徹底調査
世界中にあるカフェ、スターバックス。日本にもあるので、旅先でわざわざ行かなくてもいいかな?と思う方もいると思いますが、私は海外旅行に行ったら、必ずその土地のスターバックスに足を運びます。というのも……その国によって力を入れているメニューが違ったり、そこでしか買えない限定商品があったり、国ごとにオリジナリティがあるからなんです! 「この商品は見たことない!」なんて発見をしたり、初めて見るメニューを試してみたり、ワクワクしながら「旅先のスタバ巡り」をしています。
そこで今回は、ハワイ・タイ・韓国の3ヵ国で楽しめるメニューをご紹介したいと思います。
ハワイのメニュー
スターバックスは、1971年にアメリカ・シアトルで創業しました。本拠地のアメリカなだけあり、ハワイのスタバには日本にないメニューが多数そろっています。違いはいろいろとありますが、私が注目しているのはバリスタが1杯1杯シェイクしてつくる「リフレッシャーズ」。日本よりもずいぶん種類が豊富なのです。
なかでも、少し前に発売されたフローズン系がおすすめ。メニューは「フローズンパイナップルパッションフルーツレモネード」「フローズンストロベリーアサイーレモネード」「フローズンマンゴードラゴンフルーツレモネード」の3つ。どれもビビットなカラーです。ひと口飲めばシャリッとひんやり、味もさわやかなので常夏のハワイにぴったり!
定番ですが外せないメニューもあります。それが、リフレッシャーズとココナッツミルクを合わせた「ピンクドリンク」と「ドラゴンドリンク」。出始めの頃に私もずいぶん飲みました。今や世界中で人気になり、常設メニューとして提供する国も多いです。
このふたつに加えて、アメリカでは新たに「パラダイスドリンク」というメニューも仲間入りしています。こちらは、パイナップルパッションフルーツのリフレッシャーズにココナッツミルクを合わせており、味もハワイをイメージして作ったかのようなトロピカルな組み合わせ。太陽によく似合うきれいなイエローです。
そうそう、裏メニューの「ウベフラペチーノ」も要チェック! ハワイでよく食べられる紫色のおいも「ウベ」をイメージしたフラペチーノです。以前、アウトリガーリーフ店が限定で出していたドリンクなのですが、組み合わせを伝えてカスタムオーダーすればどのお店でも作ってもらえますよ。
カスタム方法は、「バニラビーンクリームフラペチーノにホワイトモカ、トフィーナッツシロップ、ドラゴンフルーツをミックスし、ホワイトモカウォールを」これで完成です。あれ? ウベらしきものは全く入っていません(笑)。 でも、なんとなくそれらしい味がするから不思議。ドリンク自体も紫色なので、ウベ感がしっかり出ています。
ホノルル滞在であれば「アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」内にある、リニューアルしたばかりの店舗がおすすめですよ。
タイのメニュー
SNS映えするもの、かわいいものにあふれているタイのスターバックス。流行に敏感なタイガールたちのお眼鏡にかなうよう、日本のスタバにも負けず劣らず、トッピングが華やかなのが印象的です。
メニューに「Exclusive(限定)」とわかりやすく書いてくれているのが嬉しいポイント。モコモコのクリームにストロベリーのピンクがかわいい「ストロベリーアーモンドメレンゲクリームフラペチーノ」はタイ限定の新作。見た目だけで、女心をくすぐるドリンクです。ほかにも、タイ限定のフラペチーノ「抹茶ホワイトチョコレートアフォガードフラペチーノ」も人気。
タイのスタバで実感したのは、ティー系が充実しているということ。ティー系のメニューのなかで絶対にチェックしたいのは、タイ最大の商業施設「アイコンサイアム(アイコンサヤーム)」の店舗限定「アイス ライチ チャイティー ウィズ アールグレイ ジェリー」! ただし、すぐに売り切れてしまうので、確実に飲みたい方は早めの時間がおすすめです。
ほかにも新作の「アイス ラズベリー ブラックティー サングリア」もフルーツたっぷりでおいしいですし、「ライチアールグレイティー」や「ゆずブラックティー」もそそられます。ボトルで販売されているドリンクにも、タイでよく見かける青紫色が美しい「バタフライピー」を使ったドリンクがありましたよ。どれもさっぱりとした味なので、湿度が高いタイの暑さにちょうどいいですし、ほのかな甘さもgood。
そうそう! アイコンサイアム店では、コーンスープやマッシュルームスープ、アラビアータのペンネやボロネーゼなどの食事系も楽しめます。気になるメニューがたくさんあって、メニューボードに釘付けでした(笑)。
韓国のメニュー
韓国では「たとえ凍死してもアイスアメリカーノ」という言葉があるくらい、寒い時期でもアイスアメリカーノがよく飲まれています。そうした影響があるのか、韓国のスタバではアイスのコーヒー系ドリンクやコールドブリューメニューが豊富です。
「ドルチェコールドブリュー」「オーツコールドブリュー」は韓国限定メニュー。さらには、コールドブリューの原液を500ml を専用ボトルで販売する「シグネチャーザブラックコールドブリュー」という限定メニューも! 自宅で作ってマイボトルに入れている人も多いそうですよ。コーヒー文化がしっかり浸透している&アイスコーヒー好きな韓国ならではです。
すっきり系の冷たいコーヒーが韓国では好まれるのかな?と思いきや……甘い系ドリンクはしっかりと甘い! 特にデザート系の濃くて甘い「ドルチェラテ」や「シュークリームラテ」は女子に人気のメニュー。名前がかわいらしいですよね。こちらも韓国限定なので試してみる価値ありです。
ほかにも韓国ならではのものでしたら、済州(チェジュ)島の抹茶を使った「チェジュオーガニック抹茶ラテ」も捨てがたい。オーガニックというのも嬉しいポイントです。済州島は食材の宝庫といわれていて、新鮮なお茶やフルーツが採れる島。韓国のスタバでは、定期的に島の特産品を使った季節限定メニューが発売されるので、渡韓のたびに新作が出てないかを必ずチェックしています。ちなみに済州島まで足を延ばすと、ここでしか飲めないメニューが豊富にあるそうですよ。
それから忘れてはいけないメニューがもうひとつありました。それは韓国限定のジェラート! 味はピスタチオとヨーグルトの2種類。ちなみに、結構甘いです。最近では「ストロベリーヨーグルトジェラート」も発売されたそう。次回韓国へ行く際に注文してみようと思います。
スターバックスの公式サイトによると韓国には1800以上もの店舗がありますが、訪れるなら以下の店舗がおすすめです。2022年にオープンしたこちらの店舗は韓国初の書店内スターバックスで、本棚にある書籍は自由に読むことができます。
まとめ
3つの国のスターバックスをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? それぞれに特徴があるので、渡航前に気になるものをおさえておくのがおすすめですよ。今回は、できるだけいつでもオーダーできるメニューを中心にお届けしましたが、季節限定のドリンクやフードもどんどん発表されますので、新作のメニューボードは必ずチェックしてみてください。
日本にもたくさんあるスタバですが、なじみがある店だからこそ海外でもリラックスして楽しめますし、文化の違いが反映されているメニューや商品を見たりするのもまたおもしろいですよ。おみやげ話にもなりますしね! 新たな土地を訪れたら、ぜひスタバ巡りを楽しんでみてください。
監修:地球の歩き方
筆者
小笠原リサ
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