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プラハからドレスデン、日帰り弾丸ツアー
プラハからドイツ「ドレスデン(Dresden)」にバスで日帰り旅行をしてまいりました。
ドイツの東側に位置し、チェコの国境からわずか50kmほどに位置するドレスデン。
エルベ川の両岸に広がるバロック様式の建築物が特徴的で、「エルベ川のフィレンツェ」としてと称されるほど美しい都市です。
今回は、博物館、アート、グルメを巡る旅に行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
では早速行ってみましょう!
交通手段:
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今回は、プラハからバスでドレスデンに向かいました。 所要時間は約2時間。違う国に行くのに、東京-大阪よりも早く移動することができるのは、大変嬉しくもあり少し不思議な感覚です。
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プラハFlorencのCentral Bus Stationから出発しました。早朝から深夜まで利用可能な大きなバスターミナルです。さまざまな国へ向かうバスがあるため、外貨交換所もあるのがありがたいです。
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バスは長時間の移動に適応しており、トイレ、Wifiも備わっていたため快適に過ごせます。のどかな景色を眺めながらゆったりとした移動を楽しめます。
ドレスデン城
まずはドレスデン城に到着しました。
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ドレスデン城はさまざまな時代の建築の影響を受けています。最初の建物はロマネスク様式で、そこからゴシックやルネサンス、バロックなど、時代ごとのスタイルが加わり大きくなっていきました。
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訪れた際には中庭が工事をしていたため、城壁の外周をぐるっと回る必要があり、身を持って城の大きさを体感させられました。
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ドレスデン城が複合施設となっており、今回はその中の一つ、レジデンス城(Residenzschloss)の、緑の丸天井博物館に訪れました。そこは撮影禁止かつ小さいポーチでさえも持ち込めないほど厳重に管理されています。そのため写真は残念ながらお見せすることはできないですが、数々の豪華絢爛な宝石や装飾品を堪能できますので、訪れた際には是非ご自身の目で味わってください。 日本語での音声ガイダンスも無料で貸し出しており、じっくり鑑賞することができます。 ただ緑の丸天井とありますが、実際には緑色の丸天井が見られるというわけではないのでご注意を。
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こちらはドレスデン城にある壁画の「君主の行列」です。当初は1872年〜1876年に作られ、劣化防止のため1910年代には24,000枚以上のマイセン磁器タイルを使い作り替えられました。長さはなんと101mにも及ぶ圧巻の作品です。
手前に写っている、テーブルを囲んでいるような自転車を漕いでいる観光客の方々が楽しそうです。
世界一美しい牛乳屋さん
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次に世界で一番美しいと牛乳屋さん、と言われている「ドレスナー・モルケライ・ゲブリューダー・プフント」(Dresdner Molkerei Gebrüder Pfund)に訪れました。
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こちらも残念ながら店内撮影は禁止でした。小さい店の中は、可愛らしい装飾のタイルで一面に埋め尽くされていました。それらはドイツ発の世界的に有名な陶磁器メーカー、ヴィレロイ&ボッホ社が手がけたものです。 店内にはたくさんのチーズなどの乳製品はもちろん、ミルクリキュール、サラダやパンにつけるペーストなど美味しそうな食材が売られていました。2階にはカフェも併設されており、新鮮なミルクやドレスデン名物のチーズケーキ、アイアシェケ(Eierschecke)をいただくこともできます。 雑貨も充実しており、牛乳石鹸、トートバッグ、タイルがデザインされたポストカードなどお土産にぴったりなものが多くありました。
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こちらは私が一目惚れをして購入したミルクカップです。牛の口から牛乳が注げるようになっています。ドイツ近くのポーランドの小さい村で、一つ一つ丁寧に絵付けされている手作りのものだとお店の方が教えてくれました。
世界一美しい牛乳屋さん、ぜひ実際に訪れて、その美しさを目の当たりにしてください。
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アルテ・マイスター絵画館(Gemäldegalerie Alte Meister)
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最後に再度ドレスデン城の方に戻り、アルテ・マイスター絵画館を訪れました。
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世界中の名だたる絵画の宝庫となっているこのギャラリーは美術ファンなら必見のスポットとなっています。ラファエロ、ボッティチェリ、レンブラント、、デューラー等々、偉大な芸術家たちの作品が展示されています。
企画展もあるため、絵画だけでなく彫刻作品を鑑賞することもできました。
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本当にたくさんの絵画が飾られており、じっくり見るには十分な時間が必要でした。帰りのバスの時間もあるため急いで見回っていたら、美術館の方に「ちょっと、このヴァン·アイクの作品はちゃんと見た?」と親切に声をかけてもらえました。どれから見ていいか分からないという方は、おすすめの作品を施設の方に聞いてみるのもいいかもしれません。
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最後に
文字通りの早足での弾丸日帰り旅行となりましたがいかがでしたでしょうか。
実際に訪れてみなくては見ることのできない体験や、今回紹介した以外にもドレスデンには見るべきスポットがまだまだたくさんあります。ぜひ足を運んで皆さんのお気に入りの場所を見つけてみてください。
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筆者
プラハ特派員
ART SURVIVE BLOG
チェコを中心としたヨーロッパのアートシーンや、アーティストサバイブ情報などを発信中です。
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