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【イタリア】お城からの絶景を堪能!ミラノから日帰りで行くブレーシャの旅
ミラノから電車で1時間の距離に「ブレーシャ(Brescia)」というミラノに続く2番目に大きな都市があります。
街のシンボルでもある大聖堂やローマ時代からの歴史ある古城、中世の面影残る美しい広場などあり見どころが詰まった場所です。
観光スポットが中心地に集まっているので、ミラノから日帰りで観光するのにオススメな場所。
伝統料理でもあるパスタ料理やスパークリングワインのフランチャコルタも見逃せません。
今回は、筆者が訪れたブレーシャの観光スポットコースと美食をご紹介します。
ブレーシャ駅▶︎ヴィットリア広場(Piazza della Vittoria)
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ブレーシャ駅から歩いて15分の距離にある「ヴィットリア広場(Piazza della Vittoria)」。
1930年代からある広場は、当時イタリアで初めてとなる超高層ビルが建設された場所でもあります。
ここでの見どころに、時間の重さを表した巨大なブロンズ製サイのアートがあります。
イタリア人アーティストの作品で、アート名は「吊り下げられた時間の重み」。
壁にアートの詳細が記載されています。
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このエリアでは、日曜日に青空市場「メルカート」が開催されています。
食材や雑貨、洋服なども出店しているので立ち寄ってみてください。
ヴィットリア広場▶︎ピアッツァ・パオロ VI 広場(Piazza Paolo VI)
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ヴィットリア広場から徒歩5分の場所にピアッツァ・パオロ VI 広場があります。
ここには、新旧2つの大聖堂があることで有名な場所です。
イタリア語で旧大聖堂という意味のある「ドゥオーモ ・ヴェッキオ」は、円形の形をしているのが特徴。12世紀に建てられたロマネスク建築です。
一方で、新大聖堂という意味のある「ドゥオーモ・ヌオーヴォ」は1825 年に完成しました。荘厳な大聖堂は、一般公開されているので中を見学することが可能です。
中世の面影残る建物が軒並ぶ広場には、カフェやレストランもあります。
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ピアッツァ・パオロ VI 広場▶︎ロッジャ広場(Piazza della Loggia)
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ピアッツァ・パオロ VI 広場からロッジャ広場は5分ほどの距離。
行く途中は細い小道を通り、中世の重厚感ある門や歩道にあるレストランのテラス席など、見ているだけでヨーロッパの雰囲気が楽しめるエリア。
ルネサンスの雰囲気漂うロッジャ広場には、1500年代のロッジャ宮殿があります。
トッレ・デッロロージョ(Torre dell'Orologio)という美しい天文時計の塔も見逃せません。
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ロッジャ広場▶︎カルミネ地区(Contrada del carmine)でランチ
ロッジャ広場から歩いて10分ほどの中心地から離れた場所にあるカルミネ地区。
細い路地を通ると、教会やアンティークショップ、レストランが並ぶエリアにたどり着きます。
レストラン「I Du Dela Contrada」でブレーシャ伝統料理を堪能。
街の伝統料理にパスタ料理でもあるカソンチェッリ・アッラ・ブレシアーナ(Casoncelli Alla Bresciana)があります。
![Casoncelli Alla Bresciana](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3006000/3005455/20240527_191538_0b178ebe_w1920.jpg)
パスタの一種で、生地に牛肉や赤ワイン、ナツメグ、パルメザンチーズ、シナモンなど詰められています。ここだけでしが味わえない郷土料理を堪能しましょう。
前菜には、ニョッコ・フリット・コン・サルミ(Gnocco fritto con salumi)。
パイ生地のようなシートを油で揚げて膨らませているのがニョッコです。
サラミや生ハムをニョッコと呼ばれるパンと一緒に味わいます。
![Gnocco fritto con salumi](https://static.arukikata.co.jp/data/article/3006000/3005455/20240527_191703_bf37f250_w1920.jpg)
I Du Dela Contrada
- 住所
- Contrada del Carmine, 18b, 25122 Brescia BS
- 営業時間
- 7 :00〜0:00
カルミネ地区▶︎ブレーシャ城(Brescia Castle)
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カルミネ地区からは、街の中心地を戻るように通り約20分ほど歩くとブレーシャ城の入り口に到着します。
坂道や階段があるので、バスでのアクセスもおすすめです。
ブレーシャ城は、丘の上にあるので行く途中から見れる街の景色も見どころの一つ。
ブレーシャ城のある場所はローマ時代に神殿として建てられ、中世には教会だったことも。その後要塞(ブレーシャ城)となりました。
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ここは、ブレーシャの街並を一望できる絶景スポットです。
街並のほか、自然の景色も堪能できる開放的な空間。
ローマ時代や中世の面影残る姿を堪能できるのも魅力です。
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城内には、ベンチもあるので休憩しながらガーデンを眺め散策しましょう。
ブレーシャは銃産業で栄えたこともあり、城内に武器博物館もあります。
フランチャコルタ(Franciacorta)を堪能
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ブレーシャ城を出ると、周辺にはバーが多く点在しています。
ブレーシャの隣街で作られているイタリアを代表するワイン「フランチャコルタ」を味わいましょう。
フランチャコルタは、スパークリングワインで高品質のワインとして知られています。有名なワインを低価格で楽しめるのもイタリア旅行の魅力の一つです。ブレーシャ市内では、1グラス6ユーロ前後で提供しています。
多くのバーがあるので立ち寄ってみてください。
ブレーシャの歴史と美食を堪能
ブレーシャ市内にはバスや地下鉄がありますが、今回は徒歩で市内を散策しながら観光しました。
ブレーシャ城以外は、道がフラットなので歩きながら街並みを見ていると次のスポットへすぐに到着します。
今回は、ご紹介できませんでしたが古代ローマ博物館や考古学公園も定番観光スポットです。
ワイン好きな方は、ブレーシャ県内にあるガルダ湖周辺やフランチャコルタなどの小さな町にあるワイナリーに訪問するのもおすすめ。
歴史ある街を散策しながら美食とワインを堪能しましょう。
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筆者
イタリア特派員
Shiho Yamaguchi
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