
ハイライン(ザ・ハイ・ライン)
The High Line
すっかり定番の観光スポット!

1980年に廃線となった高架鉄道、ハイライン。かつては精肉などを運ぶ貨物列車用に使われていたが、廃線後は放置されたままになっていた。倒壊を訴える声もあるなか公園化が決定。2009年、ガンズヴォート通りから西20丁目までがオープン。その後、約10年の歳月をかけて2019年3月にハドソンヤーズに隣接するザ・スパーまで延長し、現在は、ミート・パッキング・ディストリクトとミッドタウンを結ぶ、2.33㎞の公園になった。約9mの高さからは、ハドソン・リバーや付近のビル群が一望でき、インダストリアルと自然が融合したスペースになっている。
ハイライン周辺エリア紹介!
ハイライン周辺はどのようなエリアでしょうか? 南側(ガンズヴォート通り周辺)から北側までを順番にご紹介します。

Gansevoort Plaza
おしゃれなレストランや高級ブティックが建ち並ぶエリア。2013年にはダイアン・フォン・ファステンバーグ・ファミリー財団の基金でThe Dillerというハイライン本部が設立された。隣接してホイットニー美術館がある。

St.とWashington St.の角にある入口。傾斜の緩い階段を上る。

すぐ下にミート・パッキング・ディストリクトが広が
る。おしゃれな人の集まるエリアを見ながらのんびり
できる場所。

Standard Hotel
ハイラインをまたぐ名物ホテル。1階のレストランや屋上のバーも人気。宿泊者の姿がまる見えの部屋もあるので、泊まる人は注意!

スタンダード・ホテルを抜けたあとの通路は、時期によりギャラリーになっていることもある。さまざまなパブリックアートを展示している。

高架線の名残を感じさせる。エレベーターのある入口付近は通路も広く、歩きやすい。

暖かい日は、サンデッキで日光浴を楽しむ人の姿をたくさん見かける。西側に流れるハドソン・リバーを、遮るものなく眺められる。

チェルシー・マーケットへのアクセスに便利。個室は数が少ないがトイレあり。
Chelsea Market
ビスケット工場跡を利用したマーケット。おいしいパン屋やコーヒー店が入っているので、休憩に最適。疲れたら、ぜひ訪れて。

17丁目のポイントにはガラス張りの階段式の広場がある。行き交う車や人を眺めながら、のんびりするのも悪くない。

園内ではさまざまなアクティビティも!
季節により、イベントやアクティビティを多数開催。代表的なものは無料のものがほとんど。歴史や設計を学ぶ無料のウオーキングツアーは毎週火曜18:30 〜(4 〜 8 月)17:30 〜(9・10月)、毎週土曜10:00〜(4〜10月)。
天候によるキャンセルはウェブやTwitter で発表される。
URL:www.thehighline.org/events

このあたりからエンパイア・ステート・ビルを見ることができる。暖かい季節は草花が生い茂り、ミツバチやチョウの姿も。

廃墟をイメージさせる野草をあえて使用している。乱雑に植えられているようで、考えられている。

12番街(ウエスト・サイド・ハイウエイ)と34丁目まで延長。2015年9月に地下鉄7号線が引き込まれ、2019年6月に最終区のザ・スパーが誕生した。ハドソンヤーズ
に隣接する。
写真
基本情報
- 住所
- 10th Ave.と12th Ave.の間 Gansevoort St.〜34th St.
- 電話番号
- (1-212)206-9922
- 開園時間
- 12〜3月7:00〜19:00、4〜5月7:00〜22:00、6〜9月7:00〜23:00、10〜11月7:00〜22:00
- 地下鉄でのアクセス
- ⒶⓒⒺ14th St, & Ⓛ8 Av
- バスでのアクセス
- M11、M14(9thAve.あたりで下車)、M23、M34(10thAve.あたりで下車)Gansevoort&Washington Sts.、14th St.、16th St(.チェルシー・マーケットの北側)、18th St.、20th St.、23rd St.、26th St.、28th St.、30th St.、30th St.&11th Ave.34th St.&12th Ave.(7:00〜日没まで)にあるアクセスポイントから入る。混雑時は主要アクセスポイントからしか入れないことも。
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