バレンシア

Valencia

ローマ人の植民市として築かれたバレンシアは、15〜16世紀に地中海貿易により黄金時代を迎えた。商業とともに農業も盛んで、有名なバレンシアオレンジの産地であるとともに、郊外のアルブフェラ湖周辺はスペイン有数の米どころとして知られる。スペイン料理を代表するパエリャも、バレンシア地方で生まれた料理だ。また地中海性気候のため温暖なバレンシア一帯の海岸は、マドリードから最も近いビーチリゾートとして親しまれている。

歩き方

 長距離列車は中心部の南、新駅舎のホアキン・ソローリャ駅に到着する。鉄道の切符を提示すれば約10分おきに運行しているノルド駅までのシャトルバスに無料で乗れるが、歩いても10分ほど。なお長距離列車の切符は、ホアキン・ソローリャ駅でしか購入できないので注意すること。バスで到着した場合は、中心部より北西のバスターミナルの近くにある地下鉄Turía駅から1号線に乗り、ひと駅目のÀngel Guimeráで3号線に乗り換え、次のXàtiva駅で降りればノルド駅前。またはバスターミナル前から8番の市バスに乗るとレイナ広場や市庁舎広場まで行くことができる。   
 ノルド駅を背にしてAv. Marqués de Soteloを直進すると、 市庁舎広場Pl. del Ayuntamientoに出る。その先を北東に進むとカテドラルCatedralのあるレイナ広場Pl. de la Reina、北西に行くとラ・ロンハ・デ・ラ・セダLa Lonja de la Sedaのあるメルカード広場Pl. del Mercado。どちらもノルド駅から徒歩15分ほど。このふたつの広場の周りに旧市街の見どころが集まっている。
 レイナ広場は市バスの発着場となっていて、カテドラルを眺めながら休憩できるカフェが並ぶ。またメルカード広場にある中央市場Mercado Centralは、生活の匂いがあふれるバレンシア市民の台所だが、郷土色があるので旅行者でも楽しめる

観光案内所

ホアキン・ソローリャ駅
電話番号
963 803 623
営業時間
月〜金 10:00 〜 17:50、土・日・祝 10:00 〜 14:50
休業日
1/1・6、12/25
ウエブサイト
www.visitvalencia.com
市庁舎
電話番号
963 524 908
営業時間
月〜土 9:00 〜 18:50、日・祝 10:00 〜 13:50
休業日
1/1・6、10/9、12/25

バレンシア空港とのアクセス

市内から約10km。地下鉄3、5番線が乗り入れており、Xàtiva駅からAeroport駅まで約20分、€3.90。タクシーなら€15程度。

バレンシアの地下鉄

全部で5路線あり、料金は市内中心部で€1.50、10回分の回 数 券 ボノメトロ€7.60。 地下鉄と市バスに10回乗車できるボノ-10もあり€9。空港から

写真

  • 広場に面して建つ市庁舎

    広場に面して建つ市庁舎

基本情報

アクセス
列車
マドリード・アトーチャ駅から1時間40分〜6時間、€28.35〜124.60、毎時1〜3便。バルセロナ・サンツ駅から2時間40分〜5時間30分、€23.30〜85.10、毎時1〜2便。
バス
マドリードの南バスターミナルからAuto Res社のバスで約4時間15分、€31.21〜38.05、1日8〜10便。バルセロナの北バスターミナルからAlsa社のバスで約4時間〜4時間30分、€29.95〜37.20、1日9〜11便。
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。