グリニッジ天文台(旧王立天文台)
Royal Greenwich Observatory(Old Royal Observatory)
グリニッジ・パークの小高い丘の上にある。1884 年にワシントンで開かれた国際会議で、子午線ゼロ地点とされ、その東経・西経0度の線は金属製で地面にはめ込まれている。この上に立てば、東半球と西半球のちょうど境に立つことになるというわけ。内部は天文学と時を知ることができるギャラリーになっており、さまざまなサイズの望遠鏡や時計が展示されている。設計は、天文学者でもあった建築家クリストファー・レンの手になるもの。また、フラムステッド・ハウスにあるテラスからは、ロンドンの町並みが一望できる。少し離れた所にプラネタリウムやカフェもある。
経度0º 0’ 0”の上に立つ
グリニッジ標準時という言葉の方が知名度が高いかもしれないが、グリニッジは「河港都市グリニッジ」という登録名で1997年、世界遺産になっている。東を見れば果て無い太平洋という極東・日本に住む我々にとって、世界標準時という言葉に惹かれ、その地に立つことはイギリス人よりも少し感慨深いかも。
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