キングスドメインとメルボルンパーク

Kings Domain & Melbourne Park

広さに圧倒される巨大な公園群

フェデレーションスクエアの東側、ヤラ川を挟んだ一帯は巨大な公園群となっている。ヤラ川南側にあるのがキングスドメインを中心とした公園で、プリンセスブリッジ近くからアレクサンドラガーデンAlexandraGardens、クイーンビクトリア・ガーデンQueen Victoria Gardens、キングスドメイン、ロイヤル・ボタニックガーデンRoyal Botanic Gardens と続く。 芝生が美しく、あちこちによく手入れの行き届いた庭園や並木が並ぶ。ここで見逃せないのが、慰霊の火の絶えない戦争慰霊館Shrine of Remembrance。戦没者名が刻まれた大慰霊碑で、戦争の無益さ、虚しさを実感できる。そのすぐ南側にあるラ・トローブの家La Trobe's Cottage は、ビクトリア州がまだニューサウスウエールズ州から分離する以前の統治官ラ・トローブの住んでいた木造の家だ。 ヤラ川の北側は一大スポーツパークだ。1956 年南半球最初のオリンピックで使用され、現在はクリケットやオーストラリアンルールズ・フットボールが行われるメルボルン・クリケットグラウンドMCG(10 万人収容)、そして全豪オープンテニスの会場となるメルボルンパーク・テニスセンターMelbourne Park Tennis Centre が、美しい公園内に集まっている。メルボルンパーク・テニスセンターでは、イベント開催日以外、誰でもテニスが楽しめる。

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