ホイアン

Hội An

世界遺産のノスタルジックタウン

ダナンの南東約30km、トゥボン川が南シナ海に流れ出る三角州に形成された沿岸都市。チャンパ王国の時代には中国やインド、アラブを結ぶ中継貿易都市として栄えた。その後、15〜19世紀にかけてはアジアとヨーロッパの交易の中心地として繁栄し、16〜17世紀頃にはアユタヤ、マニラと並んで日本人町も造られていた。最盛期には1000人以上の日本人が住んでいたといわれるが、今では旧市街の日本橋(来遠橋)や、郊外の日本人の墓がわずかにその面影を残しているのみである。その後、江戸幕府のとった鎖国政策で日本人町が衰退したあとは、華僑の人々が多く移り住んだため、古い建築物や町並みは中国南部の色合いが濃い。だが当時、朱印船で遠くこの地にやってきた日本人商人たちの活躍に思いをはせながら町を歩けば、ぐんとベトナムが身近な国に感じられてくる。1999年、古い町並みはユネスコの世界遺産に登録された。

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