エクスマウス

西オーストラリア北西部、インド洋に突き出たノースウエスト岬の突端にある人口2500 人ほどの町がエクスマウス。この一帯の中心地で、ニンガルーリーフでダイビング、スノーケリングなどのマリンアクティビティ、さらに3 月後半～ 8月前半のジンベエザメスイムや8 ～ 9 月のホエールウオッチング＆ホエールスイムを楽しむ旅行者にとっての拠点となっている。ジンベエザメスイムはもちろん、ザトウクジラと泳げる場所も世界で数ヵ所と希少なため、シーズン中は世界中から観光客が訪れる。　エクスマウスはもともと、オーストラリア軍と米軍の共同通信基地を造る目的で設置された町。そのため町にはビーチはなく、あまりリゾートといった雰囲気はない。それでもホテルの数や各種インフラなどはコーラルベイよりも整っている。また世界遺産ニンガルーコーストの一部であるケープレンジ国立公園へのアクセスがしやすいこと、12 ～ 2 月にはウミガメの産卵が見られるなど、この町に滞在するメリットは大きい。