パークMGM

ラスベガスでは珍しい明るくさわやかな雰囲気のホテル　
旧モンテカルロが、2018年にパークMGMとしてニューオープン。深緑をキーカラーに品よくまとめられた施設内にはたくさんの植物が配されており、きらびやかなラスベガスのイメージとは一線を画すヘルシーな雰囲気。家族連れや若者グループに特に評判がよい。広いロビーにはセルフチェックインの機械が置かれており、混み合う時間帯でも待つことなく簡単にチェックインを済ませることができる。2700室のゲストルームはヨーロッパのような洗練されたセンスを取り入れながらも、家に帰ってきたようなどこかほっとする落ち着くインテリア。新しいホテルだけに、家具やファブリックも新品だ。

グルメやエンタメなどカジノ以外の魅力がたくさん　
バラエティに富んだレストランも魅力のひとつ。なかでも最もエレガントなのが、シカゴの有名店バベッツ・ステーキハウス&バー。重厚感のあるインテリアの店内で、アメリカの高級肉プライムを味わうことができる。また、南フランスをイメージしたプリムローズは、さわやかな風が吹き抜けるテラス席が気持ちよく、朝食やブランチにぴったりだ。2018年12月には、パスタやピザなどのイタリア料理を提供するレストランや高品質な食材を扱う市場が並ぶイータリーもオープンし、舌の肥えた人たちをうならせるグルメスポットが満載だ。　3つのプールとホットタブ、ふたつのバーがあるプールエリアは広々とした造りで開放感抜群。ラウンジチェアやデイベッド、カバナなどを使用することもできるので（別料金）、プライベートな時間を大切にしたい人はぜひ利用しよう。また、規模はさほど大きくないが、落ち着いた雰囲気のスパがホテルの2階にあり、本格的なマッサージやトリートメントが受けられるほか、スパを予約しなくても宿泊者ならジャクージやスチームサウナなどの施設が$50で利用できるのもうれしい。　5200 席を誇るラスベガス最大級の劇場ドルビー・ライブでは、ブルーノ・マーズなど大物アーティストのコンサートが開催されているので音楽好きの人は要チェック。また、アイスホッケーやバスケットボール、ボクシングなどのゲームが行われるT-モバイル・アリーナも隣接しているので、混み合うイベント後に徒歩で帰れるというのも大きな利点だ。

パークMGMとは志向の異なるノマドホテルのラグジュアリー空間　
また、タワーの最上部4フロアは、ニューヨークのセレブ御用達ホテルであるノマドThe NoMadが入っている。全293室というラスベガスでは小さめの規模ながら、内装の豪華さやきめ細かなサービスはラスベガス随一。客室には、特注のレザーを使った家具や豪華なマホガニーのテーブル、猫脚のバスタブなどが配され、贅を尽くした空間が広がっている。ニューヨークやロスアンゼルスのノマド同様、ミシュランシェフであるダニエル・ハムが手がけるレストランもおすすめ。ゴージャスかつロマンティックな空間なので、ワンランク上の滞在をしたい人に最適だ。