ツェルネッツ
Zernez

マローヤから流れを発したイン川は、エンガディンの広い谷底をゆったりと北東に流れていく。この流れに沿って走るレーティッシュ鉄道に乗って、川の流れをたどってみる。のどかに流れていた川は、ツォーツZuozを過ぎるとみるみる表情を変え、イン川の南側に線路が渡る頃には、いつの間にか深い渓谷になっている。そしてオーバーエンガディンの東端ツェルネッツで、南から流れるシュペル川が合流し、さらに水量を増して北へ流れを変えていく。
ここはまた、アルブラ峠、フリュエラ峠、オッフェン峠を越えてくる街道が交わる所でもあり、古い宿場町としての歴史がある。このエリア特有の装飾であるスグラフィットで飾られた家がたくさんあるのも特徴のひとつだ。かつてはスイスの秘境ともいえる場所だったが、1999年に開通したフェライナ・トンネルのおかげでアクセスが劇的に改善。チューリヒから約5時間かかっていた列車でのアクセス時間が、半分の2時間半に縮まった。
そして現在、この町はスイス唯一の国立公園の入口であり、国立公園のビジターセンターがある町でもある。実際に国立公園に行かない人でも、リアルなジオラマや、鳥になって空から公園が眺められる装置などを備えたビジターセンターはぜひとも訪れたいスポットだ。
基本情報
- 標高
- 1472m
- 郵便番号
- CH-7530
- エリアコード
- 081(市内通話の場合でも初めにエリアコードをプッシュする)
- ※
- Gäste-Information Zernez
- 住所
- Via d'Urtatsch 2
- 電話番号
- (081)8561300
- URL
- www.engadin.com
- 開館時間
-
夏期(6月上旬〜10月下旬)
毎日 8:30〜18:00
冬期(12月下旬〜3月中旬)
月〜金曜 10:00~12:00 14:30~16:30
※祝日は変動あり。 - 閉館日
- 春・秋期の土・日曜、冬期の日曜、1/1、イースターの金〜月曜、12/25
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