タバナン

Tabanan

伝統芸能や文化の残り香を感じる、田園の緑が色鮮やかな大穀倉地帯

バリ中西部タバナン県には、緩やかな斜面に優美な曲線を描くライステラスが延々と広がる。ここはバリ最大の稲作地帯だ。14世紀、マジャパイト王国の将軍ガジャ・マダに率いられた軍隊がバリを征服する。その軍隊のひとり、アルヤ・クンチュンArya Kencengの子孫アルヤ・タバナンが、タバナン王国を興したといわれている。その王国の都で現在の県庁所在地がタバナンだ。
タバナンはかつてバリ芸能の中心地だった。これは20世紀初め、天才舞踊家マリオMario(本名クトゥッ・マルヤKetut Marya)の出現が大きい。彼はクビャール・スタイル随一の踊り手として知られており、特にトロンポンを演奏しながら舞うクビャール・トロンポンKebyar Trompongや、座りながら舞うクビャール・ドゥドゥッKebyar Dudukは、伝説として語り継がれている。マリオは1968年に亡くなったが、彼の功績をたたえたグドゥン・マルヤ劇場Gedong Marya Theaterも造られた。

バリ・バタフライ・パーク

タバナン市街から車で約15分北上。「空飛ぶ宝石」と呼ばれるトリバネアゲハなど約15種700匹もの蝶を観察できる。

住所
Jl. Batukaru, Sandan, Wanasari, Tabanan
TEL
(0361)894- 0596
入場
毎日 8:00〜17:00
料金
Rp.8万

基本情報

最終更新 :

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