ワヤン・クリッ

Wayang Kulit

宗教儀式に欠かせない影絵芝居

寺院祭礼での奉納のほか、冠婚葬祭でもよく演じられる影絵芝居。会場に張られた白いスクリーンが、ヤシ油ランプの炎でオレンジ色に浮き上がり、神秘的な雰囲気を醸し出す。揺らめくともしびを受けて、先のとがった山のような形のグヌンガン(宇宙の象徴といわれる)が、蝶が舞うようにあやしく揺れて舞台が開演。物語はおもにインドの古典叙事詩マハーバーラタ、ラーマヤナから抜粋され、善と悪の戦いがテーマになっている。最後には善が勝利を収めるという道徳的、宗教的な展開で終わる。人形遣いのダランは、ひとりで100体以上の人形を操り、役柄ごとに声色も変えて演じていく。

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