オダラン

“Odalan” Festival

祭礼の島で体験する

オダランはバリ文化の華!

オダランOdalanとはバリ・ヒンドゥー寺院の創設を記念した祭礼のこと。バリには数万ともいわれる寺院があり、それぞれが祭礼をウク暦やサコ暦に沿って1年ごとに執り行う。バリ島で毎日のようにお祭りの行列を見かけるのは、このオダランが多いためだ。
オダランは通常数日間にわたって行われる。何日も前から村人総出で寺院を浄め、祭礼当日には豪華な供物を持ってお祈りに行く。境内周辺には屋台が並び、闘鶏場や賭場も開かれて、とてもノスタルジックな雰囲気。そしてオダランのハイライトは、何といっても深夜に奉納される伝統芸能だ。コミカルな劇のやりとりに笑いがこだまし、緊迫した場面では観衆が逃げ惑うほどの大迫力。観光用の芸能とは緊張感がまるで違うので、チャンスがあればぜひ見学してみたい。
滞在エリアとして人気の高いウブドでは、各観光案内所が祭礼イベントの情報をもっているので、短期旅行者でもオダランを体験しやすい。特にウク暦の祝日クニンガンが終わったあとの1ヵ月間はオダランが集中するので、この時期にバリ島内を巡れば、いろいろな宗教儀式や人々に出会えるだろう。

見学する前の予備知識

旅行者であっても、➊事前にシャワーを浴びて体を浄める、❷バリ式の正装をする、❸お祈りのじゃまをしない(=祭司や僧侶より高い位置に立たない、カメラのフラッシュをたかない、大声を出さない)など、基本的なマナーを守れば好意的に受け入れてもらえる。ただし生理やけがで出血している人、近親が亡くなって12日以内や出産後42日以内の人、飲酒している人などは立ち入り厳禁になっているので注意。初めて参加する人は、知り合いのバリ人と行動し、お祈りの方法なども教えてもらうといい。またバリの正装はウブド内の観光案内所でレンタルできるし、スーパーで購入してもあまり高くはない。

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基本情報

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