地球の歩き方総合研究所、good luck trip

「みちのく潮風トレイル」を世界に発信。

~海外からのハイカー等を誘客するためのルートづくり、仕組みづくり~

地域:青森(八戸)、岩手、宮城
対象マーケット(国):欧州(イギリス、フランス、ドイツ)、アメリカ、オーストラリア、シンガポール

地域の観光資源を活用しながら「トレッキング+体験=ここにしかないルート」作りを行い、地域の観光事業者と連携し、世界に売れるコンテンツを創る。

背景・課題・目的

〇「みちのく潮風トレイル」は青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイル。日本一美しい断崖やリアス式海岸ならではの風景、震災復興の希望のトレイル。

〇素晴らしいとレイルにもかかわらず、海外の旅行者、国内外のエージェントに対して認知度が低く、集客につながっていない。また、観光資源が豊富であるにもかかわらず、そのコンテンツを活かせておらず、トレイルと組み合わせた商品ができてないのが課題。

アクションプラン

1.「売れる商品づくりと磨き上げ」
海外顧客とのネットワークがあり、ハイキング、トレッキング旅行のスペシャリストともに、みちのく潮風トレイルの「ハイキング」「ここならではの体験」「食」「宿泊施設」をリサーチし、欧米向きに磨き上げを行い商品化。

2.「地域及び国内外での認知度向上、誘客促進」
現地視察を通して、地域のパートナー(ガイド、市町村、宿、漁師ほか)との関係を構築。地域全体で受け入れ環境整備の強化につなげる。また欧米向けに「トレッキング+体験+旅館」等のお勧めモデルコースを造成し、パンフレットを制作。国内外の認知度向上並びに誘客促進につなげる。

3.「山岳ガイド、通訳案内士向けの研修の実施」
トレイルを案内する山岳ガイド向けに研修を行い、ガイドのスキルアップを図る。外国人顧客とのガイディング時のサポート体制を強化する。

4.「旅行商品造成・販売」
東北プレミアムサポーターズクラブのエージェントやハイキング、アドベンチャートラベルに強みを持つ旅行会社と視察を行い、東北の観光地とトレイルを組み合わせた商品造成・販売につなげる。

5.「ハイキングをコンテンツとした成功事例を学ぶ」
欧米旅行客の集客に成功している熊野古道、田辺市熊野ツーリズムビューローの事例を学び、受け入れ環境整備~ガイディングスキル等の研修を実施。みちのく潮風トレイルの受け入れ環境の強化を図る。

成果・実績

〇ハイキング、アドベンチャートラベルに強みを持つ旅行会社と商品開発に向けた現地視察を行う。
〇9泊10日間のモデルコース「Michinoku Coastal Trail」を造成。
〇旅行会社5社を招聘し、商品造成のためのトレイル視察。
〇参加会社が商品企画造成、各社WEB等での告知・プロモーション。
〇みちのく潮風トレイル・ガイドブックの制作 英語版
 電子版(日本語・英語) 電子版はこちら
 日本語:https://www.gltjp.com/ja/ebook/book/219/
 英語:https://www.gltjp.com/ja/ebook/book/218/

〇2泊3日でのガイド研修会の実施。
〇田辺市熊野ツーリズムビューロー 現地視察、関係者による講演などの勉強会を実施。

●造成旅行商品数:6 モデルコース:4本造成 ガイド研修:20名参加

 

 

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