地球の歩き方総合研究所、good luck trip

山形県ユニバーサルツーリズム事業

地域:山形県 蔵王エリア 上山エリア

蔵王地域における受入れ機運の醸成、体制を構築し、ユニバーサルツーリズムの推進

課題・背景・目的

〇ユニバーサルツーリズム事業者独自の取組が波及していない

〇バリアフリー情報が整理されていない

〇蔵王エリアを閲覧できる商品やコンテンツ開発が足りない

アクションプラン

〇ユニバーサルツーリズム等誰もが楽しめる観光コンテンツの造成

〇ユニバーサルツーリズムにふさわしいモデルプランをグリーン期、ウインター期の造成

〇障がい者とのモニターツアーの実施と地域事業者の皆様との意見交換会

成果・実績

〇造成したコンテンツを旅行サイトに掲載 https://feel-the-zao.jp/

〇オンラインで開催されたILTM World Tour商談会に参加し欧米各国の旅行業界関係40社と商談。

〇蔵王地域におけるユニバーサルツーリズムの取組を観光経済新聞にて紹介される
山形県、「世界の蔵王プロジェクト」で快適なバリアフリー観光探るファムツアー

詳細解説

〇現在、障がい者は日本の人口の約6%にあたる約788万人。さらに高齢者に至っては、約25%にあたる約3400万人います。合わせて日本の国民の約1/3の方々が何らかの不自由や不安を抱えて生活しています。こうした方々のための旅行商品づくりを行いました。
ハード面もさることながら、ちょっとした声掛けや心遣いでサービスの質がぐっと上がります。この事業では、専門家の目線で、コンテンツ造成を行い、今後多様なニーズに応えられるコンテンツ作りを行いました。
「特別なことをしなければいけない」、「お金がかかるから大変」と思われがちですが、実は違います。大切なのは「歩み寄り」と「あるものを作って工夫すること」が大切とわかりました。例えばエレベーターのボタンが車いすからは届かないので孫の手のようなものがあれば押せるので常備するなど。工夫できることはたくさんあるのです。「なんでもお金をかけて整備する必要はない」とわかりました。今、できることはたくさんあるので、広めていきたいと思います。

 

 

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