【台湾】サニーヒルズの新ブランド「Smille 微笑蜜樂」が松山文創園区にオープン！

1000日かけて考えたという新ブランドの名前。SmilleのSはSunny Hillsの頭文字の「S」。そしてmilleはフランス語で1000を意味します。すべてのお客様を笑顔にし、フルーツベースのミルフィーユを通して台湾フルーツに親しんでもらう、そんなコンセプトがあるのだとか。

2020年のパンデミック、そしてロックダウン。お土産専門店だったサニーヒルズは大打撃でした。2020年7月に台湾移住した筆者はその頃何度かお店を訪問したのですが、かつての賑わいはありませんでした。

あらたな舵を切るため、経営陣たちは「お土産に頼らないこと」「挑戦をすること」これを目標に掲げ、Smille 微笑蜜樂をオープンさせました。

松山文創園区の敷地と同様の雰囲気にするため、Smilleの店舗内も緑溢れる空間にしています。イートインスペースもあり、まるで公園でピクニックをしているようなリラックスした気分になります。白と緑を基調とした目にもやさしい癒しの場所です。

Smilleのミルフィーユは25㎝もあるんです！とっても長いのですが、軽い食感で食べていて飽きません。食べやすいように紙容器にはミシン目も入っており、一工夫されています。ちょっとした気遣いがうれしいですね。

フルーツの無限の可能性を試そうと考えられた4種類のミルフィーユ。サニーヒルズブランドですから、きっとどれもおいしいはず。どれにするか迷ってしまいます。

パイナップルカスタード味（約840円）、バナナグァバ味（約840円。）

燻製サーモンとパッションフルーツ味（約930円）、リンゴ味（約930円）
※リンゴ味は冬季限定

筆者はバナナグァバ味にしました。まず容器から取り出すとバナナの濃厚な香りが広がります。表面にはヘーゼルナッツ、クルミ、ピスタチオ、アーモンドが贅沢にあしらわれています。これは期待大！

食べると自然に笑みがこぼれてしまうほど満足な味でした。さくさくなミルフィーユ生地がおいしさをより引き立ててくれます。

目の前で作っているのを見ると、食欲がそそられますね。ミルフィーユは要冷蔵のため、日本へ持ち帰るのは厳しいですが、現地の友人を訪ねる際などに持って行くと喜ばれるでしょう。味も見た目も申し分なしです！

平日は4種類のミルフィーユから2種類をハーフ＆ハーフでも食べられます。迷って決められない筆者にとって、ハーフ＆ハーフはうれしいです。

120元（約560円）でSmilleのロゴ入りカップを購入するとパイナップル紫蘇ソーダを入れてくれます。Smille限定ドリンクのため、サニーヒルズの他店舗では飲むことができません。ぜひドリンクもお試しください。120元でカップと飲み物が手に入るのはお得ですね。

カップの蓋はコースターのようにも使用でき、不安定な場所にカップを置かざるを得ないときも安心です。また、カップは天然植物原料から作られているため土の中で完全に分解され、環境にも考慮した商品となっています。

店内にはさまざまな商品が展示されています。パイナップルケーキの作り方やそれに付随する豆知識、また生産者さんたちの思いなどに触れることができます。昨年の新商品、バナナワッフルクッキーの豆知識も発見！バナナは熟成すると黒くなってしまい、加工するのが難しいフルーツのひとつだといわれています。サニーヒルズのバナナワッフルクッキーは真空冷凍乾燥技術を採用しており、見た目にも美しく仕上げているそうです。

知識を得たあとにいただくと、より一層おいしく感じることでしょう。

今回はサニーヒルズの新ブランド「Smille 微笑蜜樂」をご紹介しました。癒しの空間でぜひスペシャルなミルフィーユを味わってみてくださいね。

（ライター：地球の歩き方特派員みみ）