2024年はトルコに行こう!今年行くべき理由といち押しの都市を紹介

公開日 : 2024年03月08日
最終更新 :

2024年は初めて、もしくは数年ぶりに海外旅行に行ってみようと思っている方も多いのではないでしょうか? でも、いったいどの国がいいのかや、現在の円安がどう影響しているのかで迷う場合もあるかもしれません。今回はそんな方に向けて、今年訪れたい国・トルコの魅力とその理由を紹介したいと思います。ぜひ、今年の海外旅行先選びの参考にしてみてくださいね!

トルコってどんな国?

まずはトルコという国はどこにあるのか、どんな国かをおさらいしていきましょう。

トルコは、アジアとヨーロッパのふたつの大陸にまたがる共和制国家で、首都はアンカラです。トルコ最大の都市であるイスタンブールやキノコ状奇岩の景観が広がるカッパドキア、石灰棚が美しい温泉保養地パムッカレは特に人気な観光地として知られています。

トルコ共和国としての歴史は2023年でちょうど100周年を迎えたところですが、先史時代から人々が定住し、多くの文明が栄えた土地でもあります。ビザンツ帝国、セルジューク朝、オスマン朝といった文明に耳なじみがある方もいるのではないでしょうか。アジアとヨーロッパの間にあり、シルクロードの要衝としても栄えたトルコは東西文化が入り混じっており、アート、建築、言語などさまざまな場面でその影響が見られます。

時差は6時間あり、日本が9:00のときトルコは深夜3:00です。公用語はトルコ語で、イスタンブールやアンカラなどの都市では英語も通じます。

国名
トルコ共和国
面積
約78万576㎢(日本の2倍強)
人口
8527万9553人
通貨
トルコリラ(TL)
ビザ
観光目的の日本国民の場合、90日以内の滞在であれば不要

2024年にトルコを訪れるべき理由

トルコは街の景観、文化、料理、ショッピングとさまざまな魅力にあふれていますが、2024年にぜひ訪れたい理由があります。それは物価の安さ! 具体的にどう安いのかを見ていきましょう。

みやげもの屋の商品。青い家の形をした陶器のウォールプレートは100トルコリラ(約500円)、キーホルダーは10~20トルコリラ(約50円~100円)
みやげもの屋の商品。青い家の形をした陶器のウォールプレートは100トルコリラ(約500円)、キーホルダーは10~20トルコリラ(約50円~100円)

現在は円安が続いているため、例えばドルだと2021年2月時点では1ドル:約105円でしたが、2024年2月では148円となっており、比べるとおよそ1.4倍となっています。アメリカでラーメンを食べるとチップ込みで5000円ほどかかる……というのはよく聞く話です。

しかしトルコでは、もともと生活費が低いといわれていることに加え、インフレが加速していることで現在円高・トルコリラ安になっている状況です。2021年2月時点では1トルコリラ:約15円だったものが、2024年2月には約4.8円になっており、この3年でおよそ3分の1になっていることがわかります。

トルコ国内では消費者物価が上昇しているため一概には比較が難しいですが、3年前は1本15円で購入していたミネラルウォーターが、現在は5円で買えるということになります!

トルコ航空の機体
トルコ航空の機体

今現在トルコに行こうとすると、航空券はどのくらいの価格になるのかをスカイスキャナーのサイトで調べてみると、羽田―イスタンブールは約6万2000円~、首都アンカラは約9万円~と表示されました(2024年5月のフライト。いずれも乗り継ぎ1回あり)。直行便で行こうとすると最低でも20万円弱かかりますが、1回乗り継ぎがあるフライトを選ぶことで航空券代を半額以下に抑えることができます。

最近ではLCC(格安航空会社)も一般的になりましたが、現地の物価が高騰していて思わぬ出費になることも。その点トルコは、リラ安のおかげで日本からみると物価がとても安く感じられるので、今が行きどきです

筆者

地球の歩き方 永倉

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。