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インドは古代文明から現代にいたるまで、多様な文化や歴史が交差する国である。その広大な土地には多くの世界遺産や観光スポットがあり、タージマハルやアジャンター石窟寺院、ガンジス川は見逃せない。町中では、色鮮やかなサリーを纏う女性たちや、異国情緒あふれる市場、神聖な牛が歩く光景に出合えるだろう。そんなインドの旅では、歴史的な遺産や豊かな宗教文化を感じながら、現代社会との融合を体感することができる。香辛料が香るインド料理や、各地で異なる味を持つチャイも楽しみのひとつだ。

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基本情報

  • 正式名称

    インド共和国

  • 面積

    約329万平方キロメートル

  • 人口

    14億5094万人

  • 首都

    ニューデリー

  • 宗教

    ヒンドゥー教徒が多くを占める。イスラム教、キリスト教、スィク教、仏教、ジャイナ教など。

  • 言語

    連邦公用語はヒンディー語。その他、憲法で公認されている州の言語は22言語。

旅の知識と準備

  • 通貨と為替レート
    • 通貨
      インド・ルピー(Indian Rupee、INRとも略す)、補助単位はパイサ(Paisa)
    • 為替レート
      1インドルピー=100パイサ=約1.67円(2026年6月現在)
  • 入出国

    2026年6月現在、パキスタンとの国境付近(北部ジャンム・カシミール準州など)を中心にレベル3~4(退避・渡航中止勧告)の危険情報が発出されている。

    • ビザ
      60日以内の滞在であれば一部空港に限り、アライバルビザを取得可能。従来の事前取得のeビザ(ETA / e-VISA)も引き続き可能。
    • パスポート
      入国時に6ヵ月以上の残存有効期間と査証欄の余白が2ページ以上必要。
    • 入国カード
      2026/04/01より紙の入国カードは廃止され電子版に完全に移行されている。
      インド入国管理局の専用ウェブサイト ( https://indianvisaonline.gov.in/earrival/ ) 上において、必要情報の入力をインド到着前72時間以内に済ませる必要がある。

    【2026年版】ビザなしで行ける国・地域、ビザが必要な国・地域

  • 日本からのフライト時間

    日本からデリーへの直行便が運航しており、所要時間は約9時間〜。直行便は、エア・インディア(成田発)、全日空と日本航空(いずれも羽田発)。全日空は東京(成田)〜ムンバイ便、日本航空は東京(成田)〜ベンガルールの直行便を運航している。

  • 気候

    雨季は7〜8月、乾季は10〜3月。乾季は観光のベストシーズンだが、南部は暑いがデリーなどの北部は12〜1月の夜はかなり冷え込むので注意。1月になると、北インドでは霧で観光や交通に支障をきたすこともある。ヒマラヤ山間の聖地を歩くなら雨季がベストシーズン。

    インドの気候の特徴、年間の気温と降水量を東京と比較

  • ビジネスアワー

    営業時間の目安は次のとおり。

    • 銀行
      月~金曜10:00〜16:30、土曜10:00〜14:00。日曜、祝日は休業。
    • デパート、ショップ
      10:00〜19:00。休業日は店により異なる。
    • レストラン
      11:00〜23:00。15:00〜18:00にクローズする店もある。
  • 電話のかけ方
    • 日本からインド
      国際電話番号(010)+インドの国番号(91)+市外局番(頭の0は取る)+相手先の電話番号
    • インドから日本
      国際電話番号(00)+日本の国番号(81)+市外局番(頭の0は取る)+相手先の電話番号
  • 時差とサマータイム

    インドと日本の時差は3時間30分で、日本のほうが3時間30分進んでいる。サマータイムは実施していない。

  • おもな祝祭日

    全国的な祝日のうち固定休日は以下の3日。これ以外に州ごとにさまざまな祝祭日がある。1月26日と8月15日は休業するところが多い。

    1月26日 共和国記念日

    8月15日 独立記念日

    10月2日 ガーンディー生誕日

  • 電圧とプラグ
    • 電圧
      220〜240V
    • 周波数
      50Hz
    • プラグ
      B3、BF、B、Cタイプが一般的。
  • チップ
    • ホテル
      ポーターやルームサービスを依頼した場合はチップを渡したほうがスマート。中流ホテルで30ルピー、高級ホテルでは荷物1個につき40〜50ルピー程度が目安。
    • レストラン
      料金にサービス料が含まれている場合は不要。サービス料が含まれていない場合は5〜7%程度を目安に渡してもよいが必須ではない。
    • ドライバー・ガイド
      個人で手配したガイドには客ひとりにつき100ルピー〜が相場。ドライバーは、1日の場合は300〜500ルピー程度、半日なら100ルピー〜。
  • 飲料水

    水道水は飲用しないこと。「Boild Water」と記載されていても十分に煮沸されていない可能性がある。ミネラルウォーターを購入したほうがよいが、購入前に開栓済みでないことを確認すること。

  • 税金

    商品の種類により0%、5%、12%、18%、28%の物品サービス税(GST)が課されている。また、アルコールなど品物によってはGST以外の税金がかかることもある。ホテルでは、宿泊料1000ルピー以上の場合に税金が課せられる。

  • 安全とトラブル
    • 治安
      パキスタンとの国境付近(北部ジャンム・カシミール準州など)を中心にレベル3~4(退避・渡航中止勧告)の危険情報が発出されている地域あり。必ず外務省海外安全ホームページを確認すること。
    • 犯罪
      詐欺やスリ、ひったくり、性的暴行、睡眠強盗などが発生している。特にデリーでは旅行会社がらみの詐欺事件が多発している。
  • 度量衡(単位)

    メートル法が用いられており、長さや距離はメートル、重量はグラム、容積はリットルで表される。

  • その他注意事項
    • 喫煙
      公共施設での喫煙は禁止。対象となる場所は、空港のラウンジ、ホテル、レストラン、カフェ、バー、駅、バス停、ショッピングモール、映画館、病院、学校などで、違反すると200ルピーの罰金が科せられる。喫煙が許可されているエリアでのみ喫煙可能。
    • 飲酒
      ライセンスをもつレストランやバーでは飲酒可能。ただし、グジャラート州、ビハール州、ケーララ州、マニプル州、ナーガーランド州では禁酒法が施行され、アルコールの販売ならびに提供が禁止されている。禁酒法がない州でもドライデー(禁酒日)があり、この日は酒屋を一切販売しない。ガーンディーの生誕日や独立記念日などの特定の祝祭日には国全体で禁酒が行われる。また、全国の主要道路や鉄道駅から500m以内のすべてのバーやレストランでの酒類の提供が禁止されており、ヒンドゥーの聖地でもアルコールの販売規制がある。

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