冬の芸術「さっぽろ雪まつり」年間積雪量6メートルの雪と氷の街を美しく、楽しく過ごす1週間!(前編)
![「さっぽろ雪まつり」を彩る雪像のイルミネーション](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120710524613589.3.jpg)
今や世界中から観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」。2018年には第69回目の開催を迎えます。最近では、壮大な大雪像の迫力に加え、夜の雪像や氷像のライトアップと、雪像に投影するプロジェクションマッピングや音の演出により、雪まつり観覧がより楽しくなっています。本前編では、白い雪像を鮮やかに彩る夜の大通会場を中心に紹介します。
夜のカラフルなライトアップとプロジェクションマッピングを楽しもう!
![夜のカラフルなライトアップとプロジェクションマッピングを楽しもう!](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120711190514064.2..jpg)
雪像といえば、青空にそびえ立つ白い大雪像が印象的です。一方で、昼間とはひと味違う夜の大雪像や大氷像のライトアップが、近年、進化しています。全く異なる昼と夜の印象を楽しむのも最近の「さっぽろ雪まつり」の醍醐味のひとつと言えるかもしれません。白い雪像が鮮やかに彩られる夜の大通会場を中心に紹介します。
大雪像のイメージに合わせたライトアップ
![大雪像のイメージに合わせたライトアップ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120711190524302.7..jpg)
夜は、各大雪像や大氷像のイメージに合わせたライトアップが施されています。最近では、特に2017年の大雪像、凱旋門のライトアップが印象的でした。
![大雪像「凱旋門」(2017・大通7丁目)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120711190532389.9..jpg)
![大雪像「凱旋門」(2017・大通7丁目)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120711190539071.7..jpg)
![大雪像「凱旋門」(2017・大通7丁目)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120711190546088.6..jpg)
雪像の白さを強調したライトアップから、何色ものグラデーションを楽しむライトアップを経て、フランス国旗のトリコロールカラーへと移り変わります。思わず、何度も見入ってしまう色彩の美しさとともに、雪の白さを強調する無色のライトアップとそれによる影が、本物の凱旋門と見紛うほどです。
![大氷像「台湾-台北迎賓館」(2017・大通5丁目西)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120713050661832.9..jpg)
![氷の広場「氷の国のお城」(2013・大通2丁目)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120712573726162.3..jpg)
雪像以上にライトアップの美しさが映えるともいえるのが氷像です。例年、大通2丁目、5丁目の会場で大氷像が製作され、カラフルなライトアップが会場を彩ります。
プロジェクションマッピングの音と色の迫力
![プロジェクションマッピングの音と色の迫力](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120712573734413.8..jpg)
「さっぽろ雪まつり」の変遷として、近年の大きな動きはプロジェクションマッピングの導入と言えるでしょう。2013年に初めて導入されて以来、夜のプロジェクションマッピングは、毎年、人気を集めています。
![大雪像「イティマド・ウッダウラ」(2014・大通8丁目)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120811401341881.2..jpg)
![大雪像「イティマド・ウッダウラ」(2014・大通8丁目)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120811401348898.1..jpg)
![大雪像「トット商店街」(2017・5丁目東側)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120712573757618.8..jpg)
![大雪像「トット商店街」(2017・5丁目東側)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120712573764558.8..jpg)
ライトアップの「静」の美しさに対し、プロジェクションマッピングはまさに「動」です。移り変わる映像に音の迫力や世界感が加わり、大雪像がひと回り大きくなったような錯覚に襲われます。
氷像とともに煌く夜のすすきの
![氷像とともに煌く夜のすすきの](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120810464463063.1..jpg)
ネオンサインが有名な札幌の繁華街、すすきの。「さっぽろ雪まつり」では、札幌駅前通りの地下鉄南北線「すすきの駅」から「中島公園駅」までの区間が「すすきの会場」となり、約60基もの氷の彫刻が並びます。
![さっぽろ雪まつりすすきの会場(2006)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120812364741091.6..jpg)
![さっぽろ雪まつり「マーメイド」(2017・すすきの会場)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120812364748251.6..jpg)
すすきの会場は、大通会場の大氷像とはまた少し趣が異なり、氷の彫刻の透明感が印象的です。
![すすきの会場(2006)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120811401367366.3..jpg)
夜には氷像へのライトアップに加え、透けて見えるすすきののネオンが氷の彫刻に彩りを与えます。角度によって見える色が変わり、氷像の印象が異なって見えるところも一興です。
"さっぽろ雪まつり"を楽しむために
!["さっぽろ雪まつり"を楽しむために](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120811401375817.2..jpg)
【入場・観覧留意点】
大通会場およびすすきの会場は、入場時間に制限はありませんが、ライトアップは大通会場が22時まで、すすきの会場は23時まで(すすきの会場は最終日のみ22時まで)です。日没からライトアップ終了時間までに見に行ってください。
![冬の防寒グッズ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120811401384173.2..jpg)
また、体が暖かくても手足が冷たくなることが多くあります。そこで、使い捨てカイロを持ち歩くと便利です。ミニサイズや靴用など、何種類かのカイロがあり、コンビニエンスストアやドラッグストアなどで購入できます。このほか、マスクが防寒にも重宝するので、携帯をおすすめします。
![さっぽろ雪まつり会場案内(2013)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/newsreport/file_img/17120811401392195.3..jpg)
【2018年の「さっぽろ雪まつり」大通会場とすすきの会場・アクセス】
新千歳空港から札幌までのアクセス
・新千歳空港から札幌市内へは、JR新千歳空港駅よりJR札幌駅まで快速エアポートで約40分。
・JR札幌駅より地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ駅」までは地下通路直結。
いかがでしたか。白い雪像を鮮やかに彩る夜の大通会場と、煌びやかな氷像が美しいすすきの会場を中心に紹介してきました。昼間とはひと味違う夜の「さっぽろ雪まつり」を存分に楽しんでください。
冬の芸術「さっぽろ雪まつり」年間積雪量6メートルの雪と氷の街を美しく、楽しく過ごす1週間!(後編)では、「さっぽろ雪まつり」と同時に楽しめる札幌グルメを紹介します。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10103/20221014_041841_45380441_w320.jpg)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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